2021年11月8日月曜日

とっておきの話289「過去は変えられる?」の裏話

Twitterに、とっておきの話289「過去は変えられる?」の原稿をアップしました。

とっておきの話289「過去は変えられる?」の原稿


過去 今 未来



この3つのうち、1つだけ、変えられないものがありますね。

どれでしょう?


この問いは、とっておきの話の導入で行います。

大人のみなさんでも「ん?」と立ち止まって考えてしまうような問いですよね。

原稿では次のようにつなげていきます。


【今を変えることは簡単。

今が変われば、未来も変わっていきます。

でも、過去はもう過ぎてしまったことですから、タイムマシンでもない限り変えられませんよね。】


こうして一旦聞き手が答えそうな考え方を先に提示して共感すると、次に続く言葉の意外性が印象づきます。


【でも、「過去は変えられる」と言った人がいます。(少し間をおく)

 正しくは、こんなふうにその人は言いました。


「過去の事実」は変えられないけど、「過去の事実への□」だったら自由に変えられます。

 □にはどんな言葉が入るでしょう。(しばらく間をおく)


 正解は…(思い と板書)


「過去の事実」は変えられないけど、「過去の事実への思い」だったら自由に変えられます。

 

意味がわかりますか?

例えば、何か失敗した過去の事実があった時、失敗した事実そのものは変えられないけど、「失敗しちゃったなぁ」という思いを「あれは失敗だったけど良い経験になったから無駄じゃなかった」という思いに変えることはできます。


前向きに思おうとすればいくらでも自由に思いを変えることができます。

過去だろうと今だろうと未来だろうと、誰だって自由に変えられる。

全てはあなたたちがどんな思いを寄せるか次第ですよ。】




過去は変えられないけど、
過去の事実への思いは変えられる。


人は考え方次第で、今だろうと未来だろうと過去だって変えられる訳です。

今回のとっておきの話は、過去の嫌なことばかり気にして後悔しているような聞き手に話したいテーマですね。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年11月7日日曜日

とっておきの話288「毎年腹をこわす先生」の裏話

 Twitterに、とっておきの話288「毎年腹をこわす先生」の原稿をアップしました。

とっておきの話288「毎年腹をこわす先生」の原稿



【ある日、学校で運動会がありました。

他の友達が家族で豪華なお弁当を食べている中、一人教室でおかずのない質素なお弁当を食べている洋七くんに、担任の先生がこんなことを言います。

「おう、洋七、ここにいたのか。

あのな、先生さっきから腹のぐあいが悪くてな、お前の梅干し入りの弁当と替えてくれんか」



交換した先生のお弁当にはエビフライや唐揚げなどの豪華なおかずがたくさん入っていました。



次の年の運動会でも腹をこわした先生。

お弁当を替える洋七くん。

また次の年、担任の先生が変わっても同じことを言われ、

「この学校の先生は腹をこわす先生ばっかりだなぁ」と不思議に思っていた洋七くん。

ある日、そのことをおばあちゃんに話すとこんなことを言われます。

「それは、先生がわざとしてくれたとよ。それが本当の優しさと」】


素敵なエピソード素材だと思います。

これは、ベストセラーになり、映画化もされた島田洋七さんの「佐賀のがばいばあちゃん」というお話に出てくるエピソードの1つです。


佐賀のがばいばあちゃんと言えば、

小学2年生だった洋七さんが突然、家庭の事情で「貧乏のスペシャリスト」と呼ばれる佐賀の田舎に住むおばあちゃんの家にあずけられるお話です。

貧乏だということを全く気にせずに楽しく過ごすおばあちゃんから、「お金では買えない大切なもの」を教えられる話です。


こうしたイメージをもつ方が多いと思いますが、実はおばあちゃんのエピソードとは別に、こんな温かい学校の先生のエピソードがあったのをご存知でしたか?





このエピソードが教えてくれるメッセージは、一言でまとめると次のようなことでしょう。


本当の優しさというのは、相手に気付かれずにやること。


相手に気付かれるようなわざとらしい優しさではなく、もっと自然体に優しさを与えられるような人間になりたいと、この素材に出合って思いました。

この一番伝えたいメッセージは、原稿でも話の締めくくりとして次のように使われています。


【相手に気づかれずにやること。それが本当の優しさなのかもしれませんね。】



このように、聞き手に最も伝えたい言葉を最後に投げかけて終える話の組み立て方も効果的です。

聞き手は話し手が思っている以上に話の内容を覚えることができません。

そんな中、最後に投げかけられた言葉というのは受け取る最新の言葉であるからこそ、忘れずに覚えているものです。

そこに最も伝えたい言葉を置く。

これも話し方の工夫の1つです。




気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年11月6日土曜日

とっておきの話287「ドラえもん、ひみつ道具は出さなくていい」の裏話

 Twitterに、とっておきの話287「ドラえもん、ひみつ道具は出さなくていい」の原稿をアップしました。

とっておきの話287「ドラえもん、ひみつ道具は出さなくていい」の原稿



短歌や俳句、川柳の作品応募というのは、様々な媒体を通して全国的に行われています。

掲載される作品は、選ばれた作品です。

選ばれるには理由があります。

やはりある程度の魅力を感じるからこそ選ばれる作品ですよね。

そんな作品群の中から、とっておきの話の素材として選ばれる作品もあります。


今回のとっておきの話の素材は、

ドラえもん短歌

という作品応募の中から選ばれた作品です。





ドラえもんをテーマにした短歌というだけで面白そうですよね。

こんな作品です↓


ドラえもん

話を聞いて

そばにいて

ひみつ道具は

出さなくていい


この作品を初めて読んだ時、とても感動したのを覚えています。

ドラえもんに対して「ひみつ道具は出さなくていい」と伝えるのは、一見するとドラえもんのアイデンティティを否定するような言葉ですよね。

しかし、ドラえもんの本当のアイデンティティに気付かされました。

そしてそれは、人として大切なことを教えてくれる言葉でもあります。


話を聞いて

そばにいて


これがひみつ道具は出さなくても遥かにその人にとって心の支えになるのです。





ひみつ道具を出すのはドラえもんにしかできません。

一方、「話を聞く。そばにいる。」それは僕らにもできることです。

そんな当たり前のように感じる何気ない行為が、ひみつ道具よりも大きな力を発揮するのです。

本当にハッとさせられる作品ですよね。



とっておきの話の原稿では、この「話を聞いて そばにいて」の部分に一番注目してもらうため、始めは隠して紹介しています。

次の原稿を読んでみてください↓


【みなさんは、短歌を知っていますか?五・七・五・七・七で言葉をつないでいくものです。

 そんな短歌の中でも、「ドラえもん」をテーマにした短歌をドラえもん短歌と言って、いろんな作品が応募されています。その中に、こんなドラえもん短歌がありました。

(次の短歌を、道具を出そうとしているドラえもんの画像と共に提示)

ドラえもん

□(七文字)  

□(五文字) 

ひみつ道具は

出さなくていい

□の中にはそれぞれ七文字と五文字の言葉が入ります。何だと思いますか?

ヒント。ドラえもんと言えばひみつ道具なのに、この人は出さなくていいと言っています。□の中には、ひみつ道具を出すことよりもしてほしいことが書いてあります。わかるかな?

(しばらく間をおく)】


こうすることで、聞き手は隠された□にどんな言葉が入るのか考えます。

いつの間にか注目を集めることができるのです。


そこから、正解となる言葉として「話を聞いて そばにいて」を見せます。


【正解は、こんな短歌でした。


ドラえもん

話を聞いて

そばにいて

ひみつ道具は

出さなくていい

 

話を聞いて、そばにいて。

困っている人には、ドラえもんの出すどんなひみつ道具よりも、ただ話を聞く、ただそばにいることが大きな勇気を与えるのかもしれませんね。

あなたたちも誰かにとって、話を聞く、そばにいる、そんなドラえもんにきっとなれるはず。

ひみつ道具は出さなくても、誰にだって持っている優しさを出していきましょう。】



最後の締めくくり方も気を遣っています。

あなたもドラえもんになれる。

そんなメッセージを込めています。


人のためにできることって特別なことではないんですよね。

特別なことをしなくても、話を聞く、そばにいるだけでいいのです。

でも、それだけのことすら、自然とできないのが人なのです。

私も誰かのために話を聞いて、そばにいる。

そんなドラえもんになりたいですね。

ドラえもんはそんな人のための目指す人間像のモデルとなっているのかもしれません。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


2021年11月5日金曜日

とっておきの話286「雨降り小僧が待っている?」の裏話

 Twitterに、とっておきの話286「雨降り小僧が待っている?」の原稿をアップしました。

とっておきの話286「雨降り小僧が待っている?」の原稿



自分はそんなことをすっかり忘れて過ごしていたけど、

誰かはずっとあなたのことを待っていた。


もしかしたら、そんな人がいるかもしれません。

人の気持ちというのは見えないからこそ、時として気付かれないまま過ぎてしまうものです。


だからこそ、「もしかしたら雨降り小僧が待っている?」という意識で次の原稿を読んでみてください↓



【(モウ太と雨降り小僧 と板書)

 今日のお話にはこんなタイトルがついています。どんな話だと思いますか?(数名指名)


 モウ太とは、このお話の主人公の男の子の名前で、山奥の学校に住んでいます。

ある日、モウ太は橋の下で古い傘をかぶった妖怪「雨降り小僧」と出逢います。

モウ太が履いているブーツを欲しがる「雨降り小僧」に、モウ太は「3つの願いを叶えてくれたらあげる」という小さな約束をします。

その後、2つ目の願いまで叶えてくれた「雨降り小僧」に、モウ太は「学校の火事を消してくれ」と3つ目の願いを伝えます。

モウ太の「3つの願いを叶えてくれたらブーツをあげる」という小さな約束を信じて必死になって火事を消す「雨降り小僧」。

でも、火事になった学校はその後つぶれてしまい、突然都会の街へ引っ越すことになったモウ太は、「雨降り小僧」と交わした約束を忘れてしまいます。




 それから40年後。父親になったモウ太。

ある日、娘にせがまれてブーツを買おうとした瞬間、モウ太は「雨降り小僧」との約束を思い出します。

「まさか!まだ待っているんじゃないか?」と思ったモウ太が新しいブーツを持って約束した橋の下へ駆けつけると…(しばらく間をおく)

雨降り小僧は、40年前と同じ姿で、橋の下に立っていました。

「火事を消したらブーツをあげる」と言ったモウ太の「小さな約束」を信じて。

ずっとずっと、待ち続けていたのです。


 (小さな約束 と板書)

 自分では何気なく言った言葉、何気なくした小さな約束も、大事にしなければモウ太のように相手を40年も待たせることになるのかも。

もしかして、みなさんも、どこかに雨降り小僧のような人を待たせてはいませんか?】



40年もの長い間、待ち続けた雨降り小僧の純粋さや素朴さがなんとも愛おしい話ですよね。


とっておきの話として話す時には、導入部分でタイトルだけ知らせ、

「どんな話だと思う?」

とまず聞き手に話の中身を想像させてから話し出します。

こうすることで、素材となる物語への興味を惹きつけることができます。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


2021年11月4日木曜日

とっておきの話285「人が一叩きする音。それが・・・」の裏話

Twitterに、とっておきの話285「人が一叩きする音。それが・・・」の原稿をアップしました。

とっておきの話285「人が一叩きする音。それが・・・」の原稿



今回のとっておきの話のテーマは、

命

です。


命の学習、命の授業、命の話・・・

学校では必ず行われるテーマですよね。


だからこそ、軽んじて受け取られたくないという思いがあります。

今回のとっておきの話では、命を少し変わった視点から捉えます。

そこをきっかけにして、改めてこうした命について考える機会を大切にしてほしいと思います。


だからこそ、原稿では次のような入り方をします。


【みなさんは、「命を大切にしましょう」という話を今まで何回聞きましたか?

命を大切にしないといけないことは分かっていると思いますが、今日はちょっと変わった命の話をします。

(命 と板書)

 実は、「命」という漢字をよ~く見ると、面白いんですよ。】


ここで言う面白いというのは、興味深いという意味で使っています。

語弊を生むようでしたら、別の言葉に変えて大丈夫です。


さて、ここからが本題⇩


【(人 一 叩 と板書)

「命」という漢字を3つに分解してみると、こんなふうになります。

「人」はあなたたち人間のことを言います。

「一」は数字の1を漢字にした形です。

「叩」は「叩く」という意味です。

人間が一回一回叩いている。これ、何のことだか分かる人?(数名指名)

そうなんです。これは、心臓の動きのことなんです。



あなたたちの呼吸の連続。すって、はいて、またすって…の繰り返し、これが命なんです。】


「命」という漢字を3つに分解すると、実は心臓の鼓動につながっていることが分かる。

この新しい気づきは興味深いですよね。


とっておきの話の終盤では、より命を感じられるように、黙想のような形で1分間深呼吸する時間を設けています。

「心臓のある場所に手を当てて」が特に大事な部分で、五感を使って命を捉える時間にしようというねらいがあります。


【それではみなさん、自分の命を感じてみましょう。

心臓のある場所に手を当ててごらん。

そして、目をつむって、静かに1分間、深呼吸を繰り返してみましょう。

はい、始め。(1分間深呼吸)

やめ。どうですか?

あなたの命の音が聞こえましたか?

では、改めて言わせてもらうね。

「命を大切にしましょう」】



最初のフリと最後のオチをつなげるのも、話の組み立て方や話し方のテクニックの1つです。

まとまりよく話せるんですね。





気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年11月3日水曜日

とっておきの話284「五十音に隠れた2つの秘密」の裏話

Twitterに、とっておきの話284「五十音に隠れた2つの秘密」の原稿をアップしました。

とっておきの話284「五十音に隠れた2つの秘密」の原稿



今回の素材は、五十音です。



【みなさんは、五十音を言えますよね。

「あいうえお」から始まって「わをん」で終わるあれです。


さぁ言ってみましょう。

さんはい。(五十音を全員に言わせる)

さて、何か気付いた人はいませんか?(少し間をおく)

実は、五十音には2つの秘密が隠されているんです。

何だと思いますか?(少し間をおく)

 


愛から始まる

五十音は「あい」から始まりますよね。

漢字にすると「愛」です。

最初のたった2文字でもう素敵な言葉ですよね。

例えば英語の最初の2文字を書いてみると…

 ABです。

特に意味のある言葉にはなりませんよね。

でも、日本語は「愛」なんです。


恩で終わる

 五十音の最後は「わをん」。

「をん」を「おん」と読むと漢字にすると「恩」になります。

恩返し、恩送りの「恩」です。

これも素敵な言葉ですよね。

例えば英語の最後の2文字を書いてみると…


YZです。

特に意味はないですよね。


愛で始まり、恩で終わる言葉。

それが五十音で、あなたたちが何気なく使っている日本語です。

こんなに美しい言葉を使っているのですから、それにふさわしい日本人になりたいですね。】



今回のとっておきの話からは、2つの発見が得られます。

1つ目は、「あい=愛」で始まるということ。

2つ目は、「をん=恩」で終わるということ。

言われてみればそうですよね。


言っていることは何も特別な訳ではありません。

五十音の表を見れば一目瞭然ですし、「あい=愛」「をん=恩」と変換するのは見方によってはこじつけのように感じる人もいるでしょう。


しかし、日本人はこの五十音をもとに日本語を使っている訳です。

普段何気なく使っている日本語のもととなる五十音にこんな秘密が隠されていたと気づくだけでも、面白くないですか?

試しに、アルファベットのABとYZが変換できるかというと、できません。

これは当たり前で、そもそも英語圏に漢字の文化が無いのですね。


平仮名、カタカナ、漢字と変換する幅の広い日本語だからこそ、こうした言葉遊びのようなことができるのです。

しかし、ただの言葉遊びには見えないのが日本語の面白いところ。

言葉の変換次第ではなんだか意味のあるような言葉に見えてくるから不思議です。


「そんなのただの言葉遊びの延長にあるこじつけじゃん」と一蹴するのか、

「見方を変えると面白い。意味のある言葉なのかもしれない」と興味をもってとっておきの話の素材として取り入れるのか、

どちらを選ぶかはみなさん次第です。


私はどうせなら、こうした言葉遊びのような素材も楽しんでとっておきの話にしていきたいですね。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年11月2日火曜日

とっておきの話283「あいの力」の裏話

Twitterに、とっておきの話283「あいの力」の原稿をアップしました。

とっておきの話283「あいの力」の原稿



今回のとっておきの話は、

あい

に纏わる素材がいくつも組み合っています。

どんな素材が出てくる話か探しながら次の原稿を読んでみてください↓


【(あい と板書)

 みなさんは、「あい」という言葉には力があるって言われたら信じますか?

(少し間をおく)

 今日は長田弘さんの「アイということば」という詩を紹介します。

(読み聞かせる)

アイ ひとが最初におぼえることば

アイ にほんごのはじまりのことば

アイ ぼくやわたしをいうえいごのことば

アイ おたがいをいみする漢字

アイ ひとりひとりのあいだのことば

アイ 愛ということば

アイ 「ああ」と息のむスペイン語のことば


「あい」にはいろんな意味がこめられていてすごいと思いませんか?


(あいうえお と縦書きで板書)

 「あいうえお」を日本語では母音と言い、母の音と書きます。

「かきくけこ」から先は子音と言って、子の音と書きます。

ちなみに、みなさんは気付きましたか?

「うえ」の上に「あい」があることを。

漢字で書くと…

(上の上に「愛」と板書)

 母の音の上の上が「愛」なんです。

平仮名ができたのは今から2000年ほど前の平安時代の時。

はるか昔から、日本人は「愛」の大切さを知っていたのかもしれませんね。


(愛 と板書)

 愛という漢字の下の部分には、「後ろを振り返る」「のけぞる」という意味があります。

後ろを振り返ると、自分の愛を欲しがっている人が待っているかもしれません。

でも、時に裏切られ、のけぞる思いをするのも愛の難しいところ。

でも、ど真ん中には「心」があります。

だから、心のど真ん中で考えるのが愛なんです。

みなさんも心のど真ん中で相手のことを思い、愛情を注げる人になってくださいね。

あいの力を信じて過ごしていきましょう。】




いかがでしたか?

いろんな素材が出てきたと思います。


まず出てきたのは、長田弘さんの「アイということば」という詩。

この詩の魅力につなげるために、最初にわざと平仮名で「あい」と板書します。

「あい」にはいろんな意味がこめられることを知れます。


次に出てきたのは、五十音の中でも「あいうえお」は母音であり、「うえ」の上に「あい」があるという話。

母の音の上の上が「愛」。

この独特な視点は、ゴルゴ松本さんの本から学びました。


最後は「愛」と漢字変換し、漢字の構成を素材にしています。

私は特に、ど真ん中には「心」があるという点がお気に入りです。


このように、言われてみればそうだという発見の連続を、とっておきの話の中で生み出そうと考え、このような話の組み立て方にしてみました。


「あいの力」とても素敵ですよね。

「あい」でこれだけ素材が出てくるのですから、他の言葉にもつなげられそうな素材がありそうですよね。




気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の裏話

  Xに、とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿をアップしました。 とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿 三方良し という言葉が個人的には好きなのですが、今の時代は「ウィンウィン(Win Win)」という言葉の方が聞き馴染みが...