Twitterに、とっておきの話445「青い薔薇の花言葉」の原稿をアップしました。
青い薔薇
みなさんは好きですか?
薔薇と言えばこちらのイメージがありますよね?
そう、薔薇と言えば赤いのです。
青い薔薇だけを見たら、もしかしたら不快に思う人もいるかもしれません。
青い食べ物が気味悪いと言う人がいるように、青い植物もあまり良いと思う人もいないかもしれません。
しかし、この青い薔薇を、「花言葉」という視点で見つめ直すと、とっておきの話があるのです。
それを知ったきっかけは、歌手のAdoさんが20歳記念動画で話していたことでした。
普通に聞いていたら、聞き逃していたかもしれない。
でも、青い薔薇のエピソードが出た瞬間、「素材にしよう」と自分のアンテナが反応しました。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【今からみなさん一人一人に、ある物をプレゼントします。
(青い薔薇のイラストが描かれたカードを全員に手渡す)
何が描かれていますか?
青い薔薇。人によっては、嬉しくないプレゼントかもしれません。でも、この花にはステキなエピソードがあるのです。元々、青い薔薇というのは自然界には存在しないものでした。赤い薔薇はあっても、青い薔薇は作ることができない。なので、青い薔薇の花言葉は…
(不可能 と板書)
「不可能」でした。しかし、その後2004年に日本とオーストラリアの企業の共同開発によって青い薔薇が世界で初めて誕生したことで、花言葉が変わったのです。「不可能」からどんな言葉に変わったと思いますか?
(夢かなう 奇跡 と板書)
「夢かなう 奇跡」になったのです。みなさんも、不可能だな、無理だなと思うことがありませんか?でも、世界で初めて青い薔薇を開発した人たちのように、「やってみよう」の気持ちを大切にし、あきらめず努力し続けた人は、きっと夢が叶い、奇跡を起こせるはずです。
そんな願いを込めて、今日はみなさんに青い薔薇をプレゼントしました。その青い薔薇を大事にするかどうかは、あなたたち次第です。】
いかがでしたか?
今回のとっておきの話は、「青い薔薇」自体に触れてほしいという思いがあり、話の冒頭で青い薔薇を子どもたちの手元に置きたいと考えました。
そこで、「青い薔薇のイラストが描かれたカードを全員に手渡す」という演出を取り入れました。
これはイラストよりも写真の方がリアルでより良いと思います。
さらに言えば、青い薔薇の造花でも良いでしょう。
とにかく本物ではなくても、青い薔薇を子どもたちの手元に置いた状態でこのとっておきの話をしたいと思ったのです。
こうすることで、始めはただの「青い薔薇」だったのが「夢かなう・奇跡 という花言葉を感じる青い薔薇」に変化する過程を自分事としてより味わえると考えました。
こうしたちょっとした演出を取り入れるだけで、とっておきの話に込められたメッセージがより伝わりやすくなります。
特に願いを込めて話す時には、その願いがより伝わる形を探ります。
何を話すかも大事ですが、どのように話すかも大事です。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。