Twitterに、とっておきの話444「3人目のレンガ職人に」の原稿をアップしました。
3人のレンガ職人に話は、知っている方も多いのではないでしょうか。
よくビジネス書に出てくる話で、働き方について考えさせられる話です。
同じ仕事をしていても、そこにどんなマインドをもつかによってその後の将来まで変える力をもつ。
そんなことがストーリーで語ることによってより深く学ぶことができます。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(3人のレンガ職人 と板書)
今日はこんな物語を紹介します。どんな話だと思いますか?
ある日、旅人がヨーロッパを旅していると、3人のレンガ職人に出会います。彼らはみんな同じ「レンガを積む」という仕事をしています。
しかし、旅人が「何をしているんですか?」と聞くと、それぞれ違う答え方をしました。
一人目のレンガ職人は、「親方の命令でレンガを積んでいるんだよ」とめんどくさそうに答えます。二人目のレンガ職人は、「レンガを積んで壁を作っているんだ。大変だけどたくさんお金をもらえるからね」と答えました。そして三人目のレンガ職人は・・・「完成まで100年以上かかる教会の大聖堂をつくっているんだ。新しい歴史をつくる仕事ができて幸せだ」と答えました。
その後、3人のレンガ職人はどうなったと思いますか。一人目のレンガ職人は、相変わらず文句を言いながらレンガを積んでいました。二人目のレンガ職人は、相変わらず危険な屋根の上で仕事をしていました。しかし3人目のレンガ職人は、現場監督として多くの職人を育て、出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられました。
(3人目のレンガ職人に と板書)
みなさんは、3人目のレンガ職人のようになれるでしょうか?
同じ仕事でも、どんな志や目的をもつかによってその後の将来を変えていくことができます。
どんな仕事でも楽しみ、感謝の気持ちや大きな夢をもって向き合える人には、きっと良い将来が待っていることでしょう。みなさんの周りに、3人目のレンガ職人になれそうな仕事はないか探してみましょう。】
いかがでしたか?
元々あった寓話をただそのまま話すのはとっておきの話ではありません。
その寓話の中でも、自分だったら何を取り上げ、強調しながら語るかを考えます。
今回の場合でいうと、3人目のレンガ職人になってほしいという願いを伝えることを一番の目的としています。
ただの寓話で終わらず、3人目のレンガ職人になることの良さを伝え、どうしたらなれるかを考えるきっかけになればと思います。
そのための話の構成として、後半にいくにつれて言葉は短くしていくのが良いでしょう。
みなさんなら、この「3人のレンガ職人」の寓話をどのように語りますか?
その語り方に、その人ならではの色が出るはずです。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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