2023年1月5日木曜日

とっておきの話458「努力が実を結び、新しいことが始まる巳年に」の裏話

 Twitterに、とっておきの話458「努力が実を結び、新しいことが始まる巳年に」の原稿をアップしました。

とっておきの話458「努力が実を結び、新しいことが始まる巳年に」の原稿



十二支創作小話シリーズ第3弾です!

巳年を調べているうちに衝撃だったのが前回は2013年という…

あっという間に時は過ぎていく恐ろしさ。

つい最近まで2010年代なんて新しい年のような感覚だったのですが…


さて、蛇というと僕の感覚ではあまり良い印象はありませんでした。

なんだか絡みつくイメージがありまして。

調べてみると、執念深いという性格が蛇にはあるそうです。

しかし、さらに調べていくと、蛇の別の側面や巳年の由来が面白かったです。


それでは原稿を読んでみましょう⇩


あけましておめでとうございます!


(2024年 と板書)(12年後の2036年末にまたこの話ができます)

 昨年は何年でしたか?(指名)はい、辰年でしたね。

 竜は十二支の中で唯一見えない動物であり、強いエネルギーを持っている動物です。

 みなさんも昨年は見えないものを信じ、エネルギー溢れる1年が送れたでしょうか?

ちょっと目をつむって思い出してみてください。(思い出す時間を取ってから次の話題へ移る)



(2025年 と板書)(12年後の2037年始にまたこの話ができます)

 今年は何年ですか?(指名)はい、巳年ですね。

(蛇の画像を提示)



 巳とは蛇のことです。蛇は執念深い性格がある反面、恩返しを忘れない動物

だと言われています。日本には神様の使いとして扱われたエピソードも多く残

っています。そして、蛇は脱皮を繰り返すことから「復活と再生」の生き物だ

と言われています。



(巳 包 と大きく板書)

この2つ、似ていませんか?(指名)巳年の巳のもともとの字は、頭と体ができかけた赤ちゃんを描いたもので、植物で言うと種ができはじめる時期と考えられています。また、巳には「止む」という意味があります。そこから巳年は、今までの悪い出来事が止まり、新しいことが始まる年になると言われます。

(新しいことが始まる年 と板書)

また、巳は植物の実と同じ読み方なので、努力が実を結ぶ年とも言われます。先ほど蛇は執念深いと言いましたが、努力家という意味もあります。

(恩返しや努力→実を結び、新しく始まる と板書)



 今年はぜひ恩返しや努力を忘れずに、悪い出来事を止め、新しいことが始まる年にしてください。時にはへびのように、しがみついて粘り強くがんばることも大切です。


いかがでしたか?


努力家

恩返しする生き物

悪い出来事が止まる

新しいことが始まる

赤ちゃんを描いたもの


みなさんにとっても意外なものとの結びつきがたくさん出てきたと思います。


僕は調べながら思いました。

やっぱり十二支全ての由来を調べる価値はある!と。


マイナスなイメージを勝手に思い込んでいた自分を反省しました。

どんな動物にもポジティブなメッセージがありそうですね。


これからもこの挑戦を楽しみます。

あと残り9匹分!



気になった方はぜひ、実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。

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