Twitterに、とっておきの話459「行動して駆け抜ける午年に」の原稿をアップしました。
十二支創作小話シリーズ第4弾です!
今回は午年!!!
なんと次の午年は丙午らしいですが、あれは迷信のようです。
出生率にまた影響が出るのでしょうか…
ちなみに僕は午年です。
年男になる訳です。
そこで、午年や馬の性格について調べてみたのですが、自分にも当てはまる性格があって思わず笑ってしまいました。
「中途半端が嫌い」という部分ですね。これはまさしくその通り!
今回は前回の小話よりもボリューム抑え目に創りました。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【あけましておめでとうございます!
(2025年 と板書)(12年後の2037年末にまたこの話ができます)
昨年は何年でしたか?(指名)はい、巳年でしたね。
蛇は「神様の使い」としてのエピソードやからみつくその姿から、恩返しや粘り強く努力できる動物であると言われています。また、巳年の巳という漢字には、悪い出来事が止まり、新しいことが始まるという意味もあります。
みなさんも昨年は何か自分にとって新しいことが始まる年になったでしょうか?
ちょっと目をつむって思い出してみてください。(思い出す時間を取ってから次の話題へ移る)
(2026年 と板書)(12年後の2038年始にまたこの話ができます)
今年は何年ですか?(指名)はい、午年ですね。
(馬の画像を提示し、“午年”と板書)
みなさん、時刻を読む時に「午前」や「午後」という言葉を使いますよね。
この午前や午後の午という漢字、実は午年から来ているのですよ。
元々十二支は昔で言う時刻を表していて、1日を2時間ずつに分けると午年
にあたる「午の刻」はちょうど昼の12時ごろになります。1日を半分に分ける時間帯なので、その前が「午前」その後が「午後」と言われるようになったのです。
(馬→行動力、やり切る と板書)
馬はその颯爽と走る姿から、行動力があると言われています。また、中途半端が嫌いで最後までやり切ることのできる勤勉な動物だとも言われます。
(行動して駆け抜ける年に と板書)
今年はぜひ自分の想いや目標にしていることを行動に移し、最後までやり切って駆け抜ける年にしてください。1年間がんばった先には、思わぬ景色が待っているかもしれません。】
いかがでしたか?
馬が走る姿から、行動力や勤勉な動物というイメージは容易にできそうですよね。
今回は素材としてメッセージを分かりやすく伝えられる動物だと思いました。
一方で、午前や午後の由来がまさか「午の刻」の前なのか後なのかで決められていたとは知りませんでした。
普段何気なく使っている言葉にも必ず由来があるんですよね。
それは時として思わぬ結びつきを私たちに提示してくれます。
元々もっていたイメージが強化されるのも楽しい。
もっていなかった新しいイメージを得られるのも楽しい。
とっておきの話づくりにおいて、「調べる」という行為は探す力を鍛える上でとても重要視している行為です。
みなさんもご自身の興味関心に応じて、ぜひその場ですぐに調べることを習慣づけてみてください。
思わぬ素材が得られ、小話を創ることができますよ。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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