2021年10月9日土曜日

とっておきの話263「気を遣って疲れるのはいいこと?」の裏話

Twitterに、とっておきの話263「気を遣って疲れるのはいいこと?」の原稿をアップしました。

とっておきの話263「気を遣って疲れるのはいいこと?」の原稿



今回のとっておきの話のテーマは

気疲れ

です。


この言葉の印象はきっと、マイナスなイメージを抱く方が多いと思います。

人に気を遣いすぎて疲れてしまう。これが気疲れですよね。


一方、気疲れを肯定的に捉えた人がいます。

ある日、何気なくテレビを観ていたら、こんな言葉が飛び込んできました。



人に気を遣って疲れることは、いいことなんだよ。

どこまでも誠実に気を遣いなさい。


 

これは、元歌手の高田みづえさんという人が、歌手のNOBUさんに送った言葉です。




当時、NOBUさんは歌手デビューをしたのに売れず、契約していたレコード会社から見放されてしまっていました。

それまで気疲れしたことはなく、自分のこだわりだけを大切にしていたNOBUさんに、高田さんはこの言葉を送りました。

それからNOBUさんは、自分の歌を聞いてくれるファン一人一人と向き合い、気を遣っていきました。

そして、二度目の歌手デビューを果たしました。



今回の話の山場は、

気疲れがない人は気付かれない

という印象的なフレーズです。


見事な変換ですよね。

テレビを観ながら感動していました。


この感動を聞き手とも共有するために、この後の話し方に少し演出を加えています。


【みなさんは、気疲れしたことはありますか?

 気疲れしたことのない人は…(気疲れの右に ない と板書)

 気疲れない人です。漢字を変えてみると、(気付かれない と板書)気付かれない人です。】



このように、問いかけながら少しずつキーフレーズを板書することで、聞き手に伝わりやすくなります。


最後に、次のように呼びかけて終わります。


【人に気を遣うのは確かに疲れます。

でも、全く気を遣わない人は、どれだけがんばっても人に気付かれない人になってしまいます。

どうせなら、気疲れしても自分のがんばりを周りの人に気付いてもらえる人になりたいですよね。】



気を遣って疲れるのは悪いことではなく、いいこと。

気疲れするぐらい気を遣える人は、気付かれる人になる。

なるほどなぁと思いました。


一方、そこで止まらず、

気疲れしないぐらい自然体で気を遣える人になる

という次の段階もあるでしょう。


これはフォロワーの方からご指摘いただいて本当にその通りだと思いました。


本人は気を遣っていることすら気付いていない。

そこまで自然体で気を遣える人は、気疲れを超えたレベルに到達していると言えるでしょう。


そこに至るまでの過程として、今回のとっておきの話のように

気疲れする時期

というのは乗り越えないといけないのでしょう。

そんな時、マイナスイメージで捉えるのではなく、プラスに捉え直して誠実に気を遣い続けることで、いつか自然体となっていくのだと思います。



とっておきの話は、様々な方からの反応によってよりブラッシュアップされるものです。

今後も、自分以外の方からのご指摘や新しい考え方・見方もこの裏話の記事に載せていきたいと思います。



気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年10月8日金曜日

とっておきの話262「建物からのメッセージ」の裏話

Twitterに、とっておきの話262「建物からのメッセージ」の原稿をアップしました。

とっておきの話262「建物からのメッセージ」の原稿



突然ですがみなさんは、

建物

を事細かく見た経験はどれくらいありますか?


建築業に関わっている人でもなければ、あまり意識して建物を見たことがない人が多いと思います。

建物が視界に入っていたとしても、景色の一部程度の認識でしょう。



しかし、そんな建物の中には、

そうだったのか!

と発見のあるメッセージが込められて建てられた物もあるのです。




今回のとっておきの話で紹介される代々木体育館はそんな建物の一つ。


遡ること昭和36年10月、東京オリンピックの試合会場として2年で建てようという計画が立ちました。



しかし、完成したのはオリンピック開催日のわずか39日前というギリギリなスケジュールでした。

その裏には、建築家の丹下健三さんの

「日本のオリンピックのシンボルとなるような建物にしたい」

という思いがありました。

今までにない作り方を提案し、周りの人から不可能と言われても諦めず、予算オーバーとなってしまった8億円をなんとかするため、政治家のもとへ一人で頼み込んでお願いしにいきました。

そんな努力によって作られた代々木体育館に丹下さんが込めたメッセージは、これです。


一体感


当時の日本は戦争に負けたばかり。オリンピックをきっかけに、みんなで一体となってがんばろうという気持ちをこめたそうです。


では、どのようにして一体感を出す建物にしたのか。

実は、代々木体育館には柱が1本もないのです。



私は今までこの素材に出合うまで、恥ずかしながら代々木体育館の中を見たことがありませんでした。

当時、テレビ画面いっぱいに映し出された代々木体育館の柱が1本も無いからこその内部景色に感動しました。



それは、こんな景色でした。




いかがでしょうか?

この迫力のある大空間。

まさに柱を無くして一体感を生み出していると言えます。



こうした建物からのメッセージを知った上でその建物を見るのと、知らずに見るのとでは大きな差があります。

知るからこそ感じる。

ここにとっておきの話の醍醐味の1つが含まれていると思うのです。




気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年10月6日水曜日

とっておきの話261「使命を果たす時」の裏話

Twitterに、とっておきの話261「使命を果たす時」の原稿をアップしました。

とっておきの話261「使命を果たす時」の原稿



今回のとっておきの話のテーマは、

使命

です。


「使命」は、「命を使う」と書きますよね。

与えられた任務を果たす、もっと言えば自分の命を使ってでも受けた仕事はやり通すという意味です。


当時、まさに「使命」を全うしていると感じたエピソード素材に出合いました。



みなさんは、「地下鉄サリン事件」という事件をご存知ですか?

日本では戦後最大のテロ事件だと言われるほど、その内容は悲惨なものでした。

無差別にいろんな人が行き交う地下鉄に「サリン」という毒ガスがまかれ、13人が死亡、6000人が被害にあいました。


しかし、その事件の次の日から、地下鉄は安全に運転を再開していました。

つい昨日は毒ガスがまかれていたのに。

そこで活躍したのが、自衛隊化学学校教官だった中村勝美さんです。




当時化学学校に通う自衛隊は、戦後一度も出動した経験がなく、「悪魔の部署だ」と陰口を言われる立場でした。

そんな中村さんにとって、初めての出番となったのがあの事件だったのです。

しかも、初めてにも関わらず、チームを率いるリーダーの一人に抜擢されてしまったのです。

 

自衛隊の活躍により、蔓延する毒ガスを浄化し、地下鉄内はきれいになりました。

しかし、本当に安全に運転を再開できるまできれいになったのかは、だれも分からなかったし、そのための機械も当時はなかったのです。

サリンという毒ガスは、0.1gでも肌に触れるとすぐに死ぬほどの猛毒。

空気中にただよっていても、色もなければ匂いもないのです。


そんな中で、本当に安全かどうか確かめるために、中村さんはどうしたかというと...




自分の身体を実験台にし、深呼吸をして確かめたそうです。




自分が死ぬかもしれないのに、です。

まさに自分の命を使ってでも仕事を全うした「使命」ですよね。




このエピソードを初めて聞いた時、衝撃を受けました。

本当に自分が死ぬかもしれないのに使命を全うする人の存在に感動を覚えました。


聞き手に伝えたいのは、「使命を全うするという姿勢」です。

勘違いしてほしくないのは、命を投げ出すことを良しとしている訳ではありません。

命は大切です。使命だからと言って簡単に命を投げ出す姿勢は良しとしたくありません。

一方、使命を全うするという姿勢そのものは、前向きな姿勢として大切に伝えていきたいです。


このように、出合った素材をどのように切り取り、その絶妙なニュアンスを上手く伝えるためにどう話すかは話し手の腕次第です。

勘違いされて聞き手に受け取られないように注意しながら、熱意をもって話したいですよね。



ちなみに今回の素材、テレビ番組から入手しています。

テレビ番組には、正直「余計な時間」というものが多いです。

CMが挟まり、スタジオトークが挟まり、肝心のエピソードは長尺となります。

だからこそ、端的にまとめてとっておきの話で話すことで、自分がどこに感動したのかを整理できますし、聞き手にも分かりやすく伝えることができます。



気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年10月5日火曜日

とっておきの話260「どの一歩だって同じ気持ち」の裏話

Twitterに、とっておきの話260「どの一歩だって同じ気持ち」の原稿をアップしました。

とっておきの話260「どの一歩だって同じ気持ち」の原稿



今回のとっておきの話も、前回に引き続き雑誌「致知」からの素材を扱っています。


主人公はこの方↓



横田尚哉さんは、日本の会社の社長の中でも、世界的にすばらしいサービスを提供した会社に与えられる「ジミーカーター経営功労賞」という賞を2017年に日本人で初めてもらった人です。



そんな横田さん、こんなことを言っています。


人生とはTodayの足し算


今日という一日一日を大切にされて生きてきた方なんだと伝わってきますよね。


さらに、老子という人のこんな言葉を雑誌の対談で紹介しています。


千里の行も足下より始まる


この言葉、千里の道も一歩から と似てますよね。

でも、「まず一歩踏み出そう」という意味ではなく「千里の道のりだってすべて一歩の集合体なんだよ」という意味だそうです。


そして、こんなふうに話しています。


最初の一歩も最後の一歩も全く同じ一歩で、その一歩を丁寧に続けているだけ。

毎日毎日、その時しかできないこと、その時だからできることを徹底していった。

まずは一歩を丁寧に踏み出す。

二歩目も三歩目も、最初の一歩と同じ気持ちで踏み出す。

背伸びもせず手も抜かず、ひたすら同じ気持ちでやり続ける。

そういう生き方が私の原点になっていると思います。




どの一歩も同じ気持ちで


今が何歩目だろうと、最初の一歩を踏み出した時に抱えていた気持ちと同じ気持ちで踏み出す。

「初志貫徹」なんて言葉がありますがまさに最初の志を忘れずに貫き通した生き方を横田さんは実現しています。


みなさんは今、何歩目まで来ていますか?

最初の一歩と同じ気持ちで次の一歩を踏み出していきましょう。



よく、一歩一歩進もうという話がありますが、最初の一歩を踏み出すことに目が行きがちです。

しかし、最初だけでなく、途中の一歩も、最後の一歩も、

同じ気持ちで

一歩を踏み出し続けていくことの大切さをこの話は教えてくれるような気がします。




そして、この横田さんの素材。

実は前回紹介したとっておきの話の素材をくださった、里岡さんとの対談記事から素材を得ています。

雑誌の対談記事というのは、ふと読んでいると思わぬ素材を得られることがあります。

さらに、対談の魅力は、一人ではなく、複数人の人の考え方を知ることができるところです。

だからこそ、とっておきの話の素材になるようなエピソードを2倍以上知ることができるような感覚があります。

雑誌の対談記事、素材探しにおすすめです。



気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年10月4日月曜日

とっておきの話259「目配り、気配り、おもてなし」の裏話

 Twitterに、とっておきの話259「目配り、気配り、おもてなし」の原稿をアップしました。

とっておきの話259「目配り、気配り、おもてなし」の原稿



自分の作ったとっておきの話を振り返ると、当時どんな本や雑誌を読んでいたのかが一目で分かります。


今回のとっておきの話を作成した当時、致知という雑誌にハマっていました。

そんな致知の2017年11月号に掲載された記事に、あるCA(キャビンアテンダント)さんの目配り、気配り、おもてなしに目が留まりました。



彼女の名前は里岡美津奈さん。





飛行機のCAの世界では一流と呼ばれた里岡美津奈さんです。

CAの世界では、目配り、気配り、おもてなしは大切にされています。

なぜこの3つが大切か、彼女が入社6・7年目の時に経験した話から探ってみましょう。



当時チーフパーサーと言って、全てのCAと安全確認をする責任の重いリーダーの仕事をしていた里岡さん。

ある日のフライトでもうすぐ離陸だというのに一人のCAからオッケーが出ませんでした。

そのCAのもとへ行ってみると、夫婦で飛行機に乗っていたお客さんがいました。

よく見ると、奥さんの様子がおかしかったのです。


お人形と一緒にシートベルトをしていたのです。





里岡さんを呼んだCAさんは、

「緊急の際に危険ですので、お人形は隣に置いてベルトをしてください」

と何度も説明したが聞き入れてくれないと言います。


それを聞いた里岡さん、夫婦の様子をもう一度よく見て...


「お客様、本日はご搭乗ありがとうございます。

間もなく離陸いたしますので、

お子様を隣の空席に座らせて、ベルトをしてもいいですか


と言ったのです。


すると、その奥さんは「ああ、いいですよ」と聞き入れてくれたそうです。

後日、旦那さんからのお手紙で、その夫婦は子どもを亡くしていることが分かったのです。


里岡さんが「お人形」ではなく「お子様」と呼んでくれたのが奥さんは嬉しかったそうで、お人形と一緒ではなくても天国の子どもと落ち着いて向き合うことができるようになったというお手紙でした。


みなさんは里岡さんのような「目配り、気配り、おもてなし」はできるでしょうか?

普通はそこまで察して人形をお子様とは言えないですよね。


そこのアンテナが高いのは、

目の前の一人を大事にする

という里岡さんの姿勢にあります。


それを続けることで、世界を引っ張るCAになるのです。

この話は、CAに限らず、様々な世界で通じる大切な姿勢です。




気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

2021年10月2日土曜日

とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の裏話

Twitterに、とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の原稿をアップしました。

とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の原稿



幸せな状態を想像してみてください。

と言われると、

「こうなったら幸せ」や「ああなったら幸せ」

の景色を想像する人が多いかもしれません。



お金持ちになれたら幸せ

結婚したら幸せ

テストで100点取ったら幸せ

ほしいものが変えたら幸せ

・・・


しかし、これらの「幸せ」という言葉の使い方は間違っていると言った人がいます。

その方が、斎藤一人さんです。

 



日本の納税者ランキングで毎年のように10位以内に入っている人です。

納税ですから、今まで税金を納めた額もすごいです。

全部合わせると100億円以上になるそうです。




彼は、幸せになるコツについて、次のように語っています。


幸せになるコツというのは、「こうなったら幸せ」「ああなったら幸せ」じゃないの。

まずは、今の現状を何も変えずに、幸せと思うこと。

そうすると現状が変わってくる。たちまち幸せになってくる。



つまり、「今が幸せ」と思うことが正しい「幸せ」という言葉の遣い方だと主張しています。



この話を知った時、自分はいったい「今が幸せだ」と一日に何回言えるだろうか?

と考えました。


実は、言おうと思えばいくらでも言えるのです。


 ・私が先生をやっている今が幸せ

 ・私の話を聞いてくれる子どもがいる今が幸せ

 ・健康で仕事できている今が幸せ。

 ・生きている今が幸せ。


すると、「こうなったら幸せ」や「ああなったら幸せ」なんて考えなくても、幸せを感じられるようになりました。


いつか幸せになりたいという未来の幸せを手にする人は、「今が幸せ」を積み重ねてきた人なのかもしれませんね。



これまで、とっておきの話では

幸せ

というテーマの素材を何度も扱ってきました。



何が幸せなのかに正解はありません。

正解はありませんが、ヒントはあります。

しかも、世の中にはたくさんのヒントが存在します。

今回の斎藤一人さんの話も、あくまでも1つのヒントとして、自分や周りの人の幸せについて考えるきっかけになればと思い、とっておきの話にしました。



こうして様々な角度から幸せについて話をする中で、正解は見つからなくても「これが正解なのではないかな?」というものは漠然とでも見えてくるはずです。

最終的には、自分の納得する形の幸せを見つけられたなら、とっておきの話も意味があったと言えます。

大きなテーマだからこそ、考えるきっかけとなる種まきをするようなイメージで実践されることをオススメします。




気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。



2021年10月1日金曜日

とっておきの話257「タイムは55年・・・」の裏話

Twitterに、とっておきの話257「タイムは55年・・・」の原稿をアップしました。

とっておきの話257「タイムは55年・・・」の原稿



みなさんは、この方をご存知でしょうか?


日本初のオリンピック出場マラソン選手の金栗四三さんです。

マラソンの父

と呼ばれるほどの人ですが、初めて出場したオリンピックでは大変なことが起きてしまいました。


なんと日射病で倒れ、行方不明扱いをされてしまったのです。

日本国内での大会ではその当時の世界記録を20分以上も塗り替えるようなマラソン記録を出していたのにです。


金栗さんは、このオリンピックでの失敗がきっかけでひどく落ち込んでしまいました。


それでも、日本のマラソンの発展のために尽くしてきました。

その年数・・・



50年


です。


50年もの間、マラソンの発展のために活動を続けたのです。

選手として活躍できなくなっても、裏方としての活動をやめなかった金栗さん。

さらに5年後、ステキな出来事が待っているのです。



1967年、ストックホルムオリンピック委員会から「オリンピック55年祭」が開催されるので来てもらえないかという連絡が届きました。


式典後、当時のコースを懐かしげに辿る金栗さん。

そして55年前にたどり着けなかったスタジアムに足を踏み入れました。すると…




そこには観衆と役員、そしてゴールテープ。

理由はみなさんなら察しが付くでしょう。


喜んでそこへ向かい、思い出のスタジアムで念願のゴールテープを切った金栗さん。



そして、こんなアナウンスが流れました。 

 

『日本の金栗がただ今ゴール。タイムは55年…。

ただいまをもちましてこれで第5回ストックホルム大会の全日程は終了しました』


一度は日本中の期待に応えられない自分に落ち込んだ金栗さん。

それでも、50年間マラソンのために働き続けた姿は、世界中の人たちを動かしたのです。



今回のとっておきの話は、

挫折

努力

継続

応援

生き様

など、様々なテーマを含んだエピソード素材を扱っていると思います。


日本初のオリンピック選手というだけで、栄誉ある出来事だと思いますが、

その直後、オリンピックでは行方不明扱いされて大失敗。

日本の期待を背負って出場しているにも関わらず、日射病というどうしようもない状況で失格を突き付けられてしまったのですから相当落ち込む出来事だと言えます。

金栗さんは違いました。

挫折をしましたが、そこから立ち直る力があったのですね。


立ち直ると言っても、選手復帰ではありません。

選手ではない立場におかれても、心のもちようや考え方を変えて前を向いたのです。


そして、さらにすごいのが・・・

50年以上の継続力

です。



マラソンの発展のためにただひたすら活動を続ける。

これはとてつもないことです。

一度挫折を味わったマラソンに対して、です。


最後のスタジアムでの演出からは、

あなたの姿を見ている人は必ずいる

というメッセージ性も感じます。


たとえ裏方であっても、金栗さんの50年の努力は周りの人に響いていたのです。



いい話、感動できる話だからこそ、今回のとっておきの話も話し方に気を付けながら話したいですね。



気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の裏話

  Xに、とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿をアップしました。 とっておきの話524「Win WinとLose Lose」の原稿 三方良し という言葉が個人的には好きなのですが、今の時代は「ウィンウィン(Win Win)」という言葉の方が聞き馴染みが...