2021年10月2日土曜日

とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の裏話

Twitterに、とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の原稿をアップしました。

とっておきの話258「今に幸せを感じなさい」の原稿



幸せな状態を想像してみてください。

と言われると、

「こうなったら幸せ」や「ああなったら幸せ」

の景色を想像する人が多いかもしれません。



お金持ちになれたら幸せ

結婚したら幸せ

テストで100点取ったら幸せ

ほしいものが変えたら幸せ

・・・


しかし、これらの「幸せ」という言葉の使い方は間違っていると言った人がいます。

その方が、斎藤一人さんです。

 



日本の納税者ランキングで毎年のように10位以内に入っている人です。

納税ですから、今まで税金を納めた額もすごいです。

全部合わせると100億円以上になるそうです。




彼は、幸せになるコツについて、次のように語っています。


幸せになるコツというのは、「こうなったら幸せ」「ああなったら幸せ」じゃないの。

まずは、今の現状を何も変えずに、幸せと思うこと。

そうすると現状が変わってくる。たちまち幸せになってくる。



つまり、「今が幸せ」と思うことが正しい「幸せ」という言葉の遣い方だと主張しています。



この話を知った時、自分はいったい「今が幸せだ」と一日に何回言えるだろうか?

と考えました。


実は、言おうと思えばいくらでも言えるのです。


 ・私が先生をやっている今が幸せ

 ・私の話を聞いてくれる子どもがいる今が幸せ

 ・健康で仕事できている今が幸せ。

 ・生きている今が幸せ。


すると、「こうなったら幸せ」や「ああなったら幸せ」なんて考えなくても、幸せを感じられるようになりました。


いつか幸せになりたいという未来の幸せを手にする人は、「今が幸せ」を積み重ねてきた人なのかもしれませんね。



これまで、とっておきの話では

幸せ

というテーマの素材を何度も扱ってきました。



何が幸せなのかに正解はありません。

正解はありませんが、ヒントはあります。

しかも、世の中にはたくさんのヒントが存在します。

今回の斎藤一人さんの話も、あくまでも1つのヒントとして、自分や周りの人の幸せについて考えるきっかけになればと思い、とっておきの話にしました。



こうして様々な角度から幸せについて話をする中で、正解は見つからなくても「これが正解なのではないかな?」というものは漠然とでも見えてくるはずです。

最終的には、自分の納得する形の幸せを見つけられたなら、とっておきの話も意味があったと言えます。

大きなテーマだからこそ、考えるきっかけとなる種まきをするようなイメージで実践されることをオススメします。




気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。



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