Twitterに、とっておきの話260「どの一歩だって同じ気持ち」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話も、前回に引き続き雑誌「致知」からの素材を扱っています。
主人公はこの方↓
横田尚哉さんは、日本の会社の社長の中でも、世界的にすばらしいサービスを提供した会社に与えられる「ジミーカーター経営功労賞」という賞を2017年に日本人で初めてもらった人です。
そんな横田さん、こんなことを言っています。
人生とはTodayの足し算
今日という一日一日を大切にされて生きてきた方なんだと伝わってきますよね。
さらに、老子という人のこんな言葉を雑誌の対談で紹介しています。
千里の行も足下より始まる
この言葉、千里の道も一歩から と似てますよね。
でも、「まず一歩踏み出そう」という意味ではなく「千里の道のりだってすべて一歩の集合体なんだよ」という意味だそうです。
そして、こんなふうに話しています。
最初の一歩も最後の一歩も全く同じ一歩で、その一歩を丁寧に続けているだけ。
毎日毎日、その時しかできないこと、その時だからできることを徹底していった。
まずは一歩を丁寧に踏み出す。
二歩目も三歩目も、最初の一歩と同じ気持ちで踏み出す。
背伸びもせず手も抜かず、ひたすら同じ気持ちでやり続ける。
そういう生き方が私の原点になっていると思います。
どの一歩も同じ気持ちで
今が何歩目だろうと、最初の一歩を踏み出した時に抱えていた気持ちと同じ気持ちで踏み出す。
「初志貫徹」なんて言葉がありますがまさに最初の志を忘れずに貫き通した生き方を横田さんは実現しています。
みなさんは今、何歩目まで来ていますか?
最初の一歩と同じ気持ちで次の一歩を踏み出していきましょう。
よく、一歩一歩進もうという話がありますが、最初の一歩を踏み出すことに目が行きがちです。
しかし、最初だけでなく、途中の一歩も、最後の一歩も、
同じ気持ちで
一歩を踏み出し続けていくことの大切さをこの話は教えてくれるような気がします。
そして、この横田さんの素材。
実は前回紹介したとっておきの話の素材をくださった、里岡さんとの対談記事から素材を得ています。
雑誌の対談記事というのは、ふと読んでいると思わぬ素材を得られることがあります。
さらに、対談の魅力は、一人ではなく、複数人の人の考え方を知ることができるところです。
だからこそ、とっておきの話の素材になるようなエピソードを2倍以上知ることができるような感覚があります。
雑誌の対談記事、素材探しにおすすめです。
気になった方は、ぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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