Twitterに、とっておきの話490「人生は復習だよ」の原稿をアップしました。
昔出合った素材が突然思い出され、目の前の子どもの実態とつながる瞬間が時として訪れることがあります。
最近、「人生は小学生時代の復習」という言葉が突然頭の中に浮かびました。
どこかの本で読んだ気がして、最近読んだ本を再読してみたのですが…
見つかりませんでした。
どこかで出合ったはず。そう思いながらネットサーフィンをしていると…見つけました。
それは2014年のポスターに掲載されていた広告コピーの言葉だったのです。
小学校での学校生活は、現在小学生である子どもたち自身が思っている以上に人生において重要な期間であることを知らせたいと思い、この話を創ることにしました。
魅力的な素材というのは、頭の片隅で記憶として残っているものですね。
それは何かの拍子に突然思い出されるものです。
だからこそ、出合っておくことが大切なのです。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(じんせい 人生 と板書)人生について考えると、みんなはまだまだ先の話だと思うかもしれませんね。でも、意外とそんなことは無いかもしれません。
なぜなら、こんな言葉があるからです。(次の言葉を提示)
じんせいは、《 》の復習だよ。
《》の中にはどんな言葉が入ると思いますか?
正解は、こちらです。(次の画像を提示)
人間の性格や生き方の型は、小学生時代までに作られると言われています。だからこそ、今あなたたちが小学校で学んでいることは、これから先の人生でも何度も復習していくことなのです。
嫌な思いをしたあの思い出も、苦手な教科やスポーツも、面倒くさいと感じる宿題やドリルも、全てがあなたの人生につながっています。
あなたの人生の主人公は、あなた自身です。小学校にいるうちに、自分の力で出来ることを増やしておくと、その後の人生も主人公として自分の力で歩んでいけることでしょう。
ぜひ、自分の人生を豊かにするためにも、小学校で学んだことを大切にしていきましょう。
そして、その学んだことの復習は、いつだって出来ますよ。】
いかがでしたか?
人生は小学校で学んだことの復習という言葉は、教師である私にとっても身がしまる思いのする重要な言葉です。
小学校での教育は人生の基盤の教育です。
そこに責任をもって教師として精一杯子どもたちと向き合っていきたいです。
こうした重要なキーフレーズは、何も子どもだけを対象にしなくても良いのです。
教員の研修向けにとっておきの話だって創れます。
大事なのは、誰に向けて創るのか、誰に向けて話すのか、を見失わないことです。
そこを見失わなずに創り、話そうとするうちに、今度はどうやって見せ、話すのかが見えてきます。
人生は小学校で学んだことの復習。大人の私からしても確かにそうだなと感じる節があります。何事も積み重ねなのですよね。
小学校で学ぶことは子ども園で学んだことの復習ですし。
ただ、保育は学ぶ期間ではないかもしれません。遊びから学びへと転換している期間ですから。
ただ、どの時代の学びも全部人生で復習している気がするんですよね。
うーん、そう考えるとこの言葉1つ取ってもなかなか深いですね。
道徳の授業にしても面白いかもしれません。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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