Twitterに、とっておきの話474「幸せな時間が生まれる」の原稿をアップしました。
お正月広告を素材にする小話。
まだまだ続きます。
今回はハウスメーカーの広告から。
個人的にハウスメーカーの広告は文章が詩のようで素材になりやすいと思います。
それは、きっとキーワードとなる言葉が含まれる可能性が高いからなのでしょうね。
僕が特に心惹かれた言葉がこちら。
「幸せな時間は、住まいの中で生まれています。」
この「住まい」の部分を変えて考えていくと、それぞれの場所の中で生まれている幸せな時間について見つめ直し、心温まる話ができると考えました。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(○○な時間が幸せ と板書)
あなたにとって、幸せな時間と言えば何をしている時間ですか?○○な時間が幸せと答えてみましょう。(指名)
なるほど、では、その時間を過ごしている場所はどこの中ですか?
(幸せな時間は、住まいの中で生まれています。 と提示)
これは、先生が最近見つけたハウスメーカーの広告の言葉です。
住まいの中で生まれている幸せな時間として、次のようなものが紹介されています。(次の画像を提示)
(幸せな時間は、〇年〇組の教室の中で生まれています。 と提示)
幸せな時間が生まれているのは、住まいの中だけではないはずです。
きっとこの〇年〇組の教室の中で生まれている幸せな時間もあるでしょう。
それをじっくりと考えてみてください。思いつく人はいますか?(指名)
ほら、もう幸せな気持ちになってきていませんか?】
いかがでしたか?
幸せな時間は、住まいの中だけでなく、学校の中でも生まれていると思うんですよね。
それを子どもたちと一緒に考えることで、そこが安心できる居場所としてメタ認知できると思います。
そう。学校は幸せな時間が生まれ、安心できる居場所として認知されるものでありたい。
そこに教師がいて、子どもがいるのだから。
幸せな時間は、学校の中で生まれています。
学校という枠が広いのなら、〇年〇組の教室の中で生まれていますと表現すると焦点化されて考えやすいと思います。
ここで大事なのは、ただ幸せな時間と言うだけでは抽象的で曖昧に終わってしまうので、幸せな時間の「中身」を具体化していくことだと思います。
その空間の中で生まれる幸せな時間は、具体的にはどんな幸せな時間なのか。
ここを掘り下げて子どもたちと一緒に考えることで、幸せな時間が生まれる場所をより鮮明にメタ認知できるはずです。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
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