Twitterに、とっておきの話473「インターネットのおかげでできること」の原稿をアップしました。
とっておきの話473「インターネットのおかげでできること」の原稿
今回も2023年お正月広告から素材にしています。
特にインパクトのある素材は、部分的にタイミング良く見せることで、子どもたちにとっても魅力的に映ります。
ここが教師の「見せる力」の見せ所だと思います。
まずは素材を見てもらいましょう。こちらです。
かわいらしいアイコン絵が36個も敷き詰められています。
さらに、見出しが面白いですよね。
「こんなにたくさん!」とただ書くのではなく、「こ」の後に横棒を限りなく伸ばしていく。新聞広告の特性を活かしながら、周りをぐるっと囲っています。
では、どの部分を切り取って見せ、どのタイミングで見せていくと小話として成立するのか。
その点に注目しながら、原稿を読んでみてください。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(次の画像を提示)
みなさんは、インターネットのおかげでできることと言えば、どんなことがあると思いますか?(指名)なるほど。これは先生がお正月で見つけたあるインターネット会社の広告です。
実はこんな風に続きます。(次の画像を提示)
こ?何でしょう?さらに続きがあります。(次の画像を提示)
あれ?やけに「こ」を伸ばしますね。実はこの後に、「こんなにたくさん!」と続いていきます。
インターネットのおかげでできること、いくつ紹介されていると思いますか?
こんなにたくさんあるのですよ。(次の画像を提示)
全部で36。
気になる絵はありますか?
(子どもたちが気になった絵をもとに、「これは何ができることを示している絵だろう?」と一緒に楽しみながら考えます)
インターネットのおかげでできることって、こんなにたくさんあるのですね。みなさんが想像していたこと以外のものもきっとあったのではないでしょうか。
みなさんは、この36のできること、使いこなす自信はありますか?
インターネットに振り回される人ではなく、インターネットを使いこなす人になってください。】
いかがでしたか?
どんな部分を、どのタイミングで見せているか伝わったでしょうか。
基本的には、作り手である自分自身がどこに興味を惹かれたのかを中心に考えていきます。
そこから、なぜ自分はそこに興味を惹かれたのかを考え、逆算するように出合いの演出を生み出していきます。
そうして考えていくことで、どんな部分を、どのタイミングで見せるかが判断できるようになっていきます。
気になった方はぜひ、実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿