Twitterに、とっておきの話416「独書にしない」の原稿をアップしました。
読書
と聞くと、この漢字を思い浮かべる人が多いと思いますが、漢字を変えただけで印象はガラリと変わります。
今回の小話は
独書にしない
というタイトルです。
ここからどんな内容か想像できますか?
これはラジオで知った話を素材にした小話です。
耳だけで聴きながら、イメージが具体的にできるラジオは本当にすごいです。
ラジオのDJさんはまさに話す力が高い人たちです。
尊敬します。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(どくしょ と平仮名で板書)
みなさんは、「どくしょ」と聞いてどんな漢字を思い浮かべますか?
(少し間をおいてから 読書 と漢字で板書)
きっと、こちらの読む書の読書という漢字が思い浮かんだと思います。
実は、「どくしょ」には別の漢字があるのを知っていますか?
こんな漢字です。
(独書 と板書)
独りぼっちで読む書と書いて独書です。
(読書を独書にしない と提示)
みなさんは、読んだ本を一人で満足して終わっていませんか?
それは読書を独書にしてしまっているのです。(漢字を指差しながら話す)
自分が読んだ本を友達にも読んでもらえば、独りぼっちで読む書にはなりません。
自分が読んだ本の良さを友達にも伝えられたのなら、独り占めして読む書にはなりません。
読書を独書にしない人は、もっと読書が楽しくなるはずです。
みなさんの読書は独書になっていませんか?】
いかがでしたか?
読書と聞くとこんなイメージだと思います⇩
そう。
一人で読んでいるのですよね。
独りぼっちで読んでいると言われたら確かにそうだなと思いました。
読書と独書をかけて考えていくところが面白いですよね。
担任する子どもたちにも、独書にしない工夫を伝えていきたいですね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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