Twitterに、とっておきの話421「スウィートトーカー」の原稿をアップしました。
ラジオを聞いていると、「えっ、そうなの?」という新しい発見に出合うことがあります。
今回の素材は、何気なく聞いていたラジオから流れてきた
ほめ言葉を英語で言うと?
の話。
何か素材を得ようとして聴く時と比べ、何も目的が無かったのに聞こえてきた素材というのは誰にとっても心動かす話になる可能性が高いと感じます。
意外と気を張って素材を探すより、突然訪れる素材との出合いを楽しむ方が良い場合もあります。
もちろんいきなり偶然の出合いを求めるのは難しいです。
だからこそ、探し続けることが大切なのです。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(スウィートトーク と板書)
英語でスウィートトーク。日本語だと、どんな意味だと思いますか?(少し間をおく)
ヒントを伝えます。スウィートは「甘い」という意味です。トークは「会話」「言葉」という意味です。甘い味の言葉って、何だろうね?(何人か指名する)
正解は、こちらです。
(スウィートトーク=ほめ言葉 と提示)
ほめ言葉のことを、英語でスウィートトークと言うそうです。また、ほめ上手な人のことをスウィートトーカーとも言うそうです。
(スウィートトーカー=ほめ上手な人 と提示)
(あなたは何トーカー? と板書)
さて、みなさんはいつも、どんな味の言葉を使っていますか?
人の悪口や陰口など、相手を傷つける言葉はきっと苦い味でしょうね。
せっかくなら、甘い味を始めとして、相手に喜んでもらえる味の言葉を上手に使える人でいたいですよね。
(おいしい言葉を送り合おう と板書)
まずはみなさんも、スウィートトーカーになって、ほめ言葉をこの教室に溢れさせてみませんか?ほめ言葉だけでなく、相手に喜んでもらえる味の言葉を思いついたらどんどん食べさせてあげましょう。すると、相手もきっと、喜んでもらえる味の言葉を送り返してくれるはずです。そうやって同じクラスの仲間と、お互いにおいしい言葉を送り合えるような学級にしていきたいですね。みんなでおいしい言葉あふれる学級を目指しましょう。】
いかがでしたか?
「ほめ言葉」を「スウィートトーク」と表現するだけでかなり印象が変わりますよね。
ほめ上手な人をスウィートトーカーと言うのなら、次のように英語で表現するとより印象に残ることもあるでしょう。
なぜ表現の違いにここまでこだわるのかというと、言葉は表現を少し変えるだけで子どもたちにとって合言葉となる身近さが出るからです。
いかに身近だと感じる合言葉を創り出すか。
これがとっておきの話の真骨頂でもあります。
どんなにステキな話をしても、最後に残る言葉が無ければ忘れ去られてしまいます。
合言葉をいかに残すかは大切な視点です。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿