Twitterに、とっておきの話408「病気で、よくわかる。」の原稿をアップしました。
自分が本当に辛い時や苦しい時に寄り添ってくれる人こそ、真に自分が大事にしないといけない人である。
そんな言葉とリンクするような話です。
素材元の広告コピーは、10代、20代のがん治療をする人向けです。
若者のがんというのは進行が早く、極限状態です。
そんな中、周りにはいろんな人が存在します。
手を差し伸べる人もいれば、離れていく人もいるでしょう。
そこで、「自分にとって本当に優しい人はどんな人なのかが分かる」として、病気になって初めて分かることを教えてくれます。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(病気 と板書)
病気と聞いて、みなさんはどんなイメージをもちますか?
あまり良いイメージは持てないですよね。どうしても暗い、マイナスなイメージがつきまといます。でも、人生一度も病気をしない人なんていません。人間いつかは死にますから。
ある日、がん治療のポスターに次のような言葉が書いてありました。
(病気は、□を養ってくれる。 と提示)
□の中には、ある力が入ります。どんな力を養えるのでしょう。(養うの意味について実態に合わせて補足説明)
正解は、「人をみる力」です。病気は人をみる力を養ってくれる。どういう意味でしょう?(しばらく間をおいてから)実は、この言葉には続きがあります。(次の言葉を提示し、ゆっくり読む)
病気をすると、自分にやさしくしてくれる人が見つかります。
その人が本当にやさしいのかどうかが分かるそうです。
逆に、友達が病気した時は、やさしいと思ってもらえる人でありたいですね。】
いかがでしたか?
病気は、人をみる力を養ってくれる。
その人が本当にやさしいのかどうか。
よくわかる。
たった3文ですがインパクトの強い言葉ですよね。
がんとまではいかないにせよ、学校に通う子どもたちも様々な病気をします。
何が理由で欠席するにせよ、その時やさしくしてくれる人に目を向けていきたいですよね。
昨今はコロナにかかる子もいます。
場合によっては本当に辛さや苦しさを抱える病気もあります。
それは明らかにピンチではありますが、今回の小話をきっかけにして、人をみる力を養い、やさしい人を見つけるチャンスだと思えば、辛さや苦しさも和らぐのではないでしょうか。
非日常だからこそ味わえることに目を向けて、発想の転換をして前を向いていきたいですね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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