Twitterに、とっておきの話407「言葉の先に人がいる」の原稿をアップしました。
タイトルを見て、そんなのは当たり前だと思いましたか?
でも、言葉の先に人がいる前提で言葉をきちんと吟味して発している人は意外と少ないものです。
言葉は吐き出すものではなく、届けるものです。
言葉は発する人だけでなく、その先には受け取る人がいるものです。
この辺りをそのまま伝えるのではなく、小話にして伝えることで言葉遣いを意識できるようになります。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(発言 と提示)
人は誰しも、何気なく発言をしています。発言とは、言葉を発すると書きます。
みなさんも、何気なく言葉を使っていると思いますが、その言葉はどんな形で発言されるのか、考えたことはありますか?
ある広告ポスターに、こんな言葉がありました。(次の言葉を紹介)
その発言、誰かを守るものになるか、傷つけるものになるか。考えよう。
みなさんが何気なくしている発言。
もしかしたら、傷つけるものになる時もあるかもしれません。
そして、広告ポスターの最後は、こんな言葉で締めくくられていました。
(言葉の先に□がいる と提示)
□には何が入ると思いますか?(少し間をおいてから)
正解は、人です。(次の言葉を提示)
言葉の先に人がいる
言葉は、発する人がいるだけではありません。
その発言の先には、受け取る人がいるのです。
このことを意識して発言することで、傷つける発言をきっと減らせるはずです。
その分、誰かを守るものとして、発言できる人でありたいですね。
言葉の先にはいつも、あなたにとって大切にしたい人がいます。】
いかがでしたか?
今回のように、普段何気なくしている行動や行為を見つめ直すきっかけを与えるのが小話の役割です。
そのためには、聞き手にとって自分事となるようにしなければなりません。
どうしたら自分事として聞いてもらえるか。
それは、いかに興味を惹きつけるかにかかっています。
素材元の広告コピーは、その点においてとっておきの話と親和性が高いです。
聞き手に興味の無い小話をいくらしたって意味がありません。
興味のある小話ができる力がこちら側に必要となります。
こうした力は、日々の積み重ねから少しずつ鍛えられていくものです。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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