Twitterに、とっておきの話402「新しいありがとうをつくる方法」の原稿をアップしました。
今回の素材は、ヤマト運輸の広告です。
新聞を読んでいたら見つけました。
こうした広告には、様々な情報が載っています。
広告コピー、文章、写真、絵、アイコンなどです。
その全てを小話の素材として使うことはあまりありません。
なぜなら、情報の多さと小話づくりは相性が悪いからです。
そこで、素材を厳選することが重要です。
そうすることで、焦点化して分かりやすい小話づくりができます。
今回は、「新しい運び方をつくることは、新しいありがとうをつくること。」という言葉のみに注目して素材としました。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(次の画像を「ありがとう」の部分を隠して提示)
隠れている言葉は何でしょう?ヒント、これは、ある引っ越し業者さんの広告ポスターに書い
てあった言葉です。(何人か予想させる)
正解は、「ありがとう」です。
この引っ越し業者さんは、運び方を新しく変えることで、新しいありがとうをつくることができるとアピールしているんですね。
わかりやすく言うと、お客さんにとってもっと良い方法はないかを考え、その方法を新しく試してみることで、さらにお客さんから感謝されるようになるという訳です。
では、みなさんに聞きます。
(新しいありがとうをつくる方法 と板書)
あなたたちでもできる、新しいありがとうをつくる方法はありませんか?
この引っ越し業者さんは、運び方を変えました。
例えば、配り係さんが配り方をもっと思いやりのあるものに変えると、新しいありがとうをつくれるかもしれません。他の係の仕事も、こうしたことができませんか?
考えてみると、新しいありがとうをつくる方法はいろいろ出てくるかもしれませんね。】
いかがでしたか?
やり方や方法を少し変えるだけで、新しいありがとうをつくることができるという視点が新しいですよね。
以前のとっておきの話で、新しい当たり前をつくることが成長につながるという表現をしたことがありますが、今回の場合で言うと「新しいありがとうをつくることが感謝につながる」でしょうか。
新しいありがとうをつくると聞くと、なんだか壮大なことをしないといけないようなイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、ほんの少しだけでも普段している行動を変えるだけで、感謝の気持ちはどんどんと湧いてくるのです。
「新しいありがとうをつくる」
この言葉が合言葉となり、子どもたちがお互いに感謝ができるようになると良いですね。
みなさんは、新しいありがとうをつくるためにどんな具体例を想像しましたか?
原稿に出てくるような係活動以外にも、新しいありがとうをつくることができる場面は学校生活にたくさんありますよ。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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