2022年5月23日月曜日

とっておきの話397「人を注意する時には」の裏話

Twitterに、とっておきの話397「人を注意する時には」の原稿をアップしました。

とっておきの話397「人を注意する時には」の原稿



みなさんは、人に注意したことはありますか?

または、注意されたことはありますか?


想像してみると、あまり良いイメージをもたれない方が多いのではないでしょうか?

それはもしかして、注意の仕方が良くなかったからなのかもしれません。



今回の小話から、良い注意の仕方を学んでいきましょう。

それでは原稿を読んでみましょう⇩



(注意する と板書)

人に注意するってイイことだと思いますか?悪いことだと思いますか?

(少し間をおく)

みなさんはきっと,教えてあげるのだからイイことだと思っている人が多いですよね。

でも,やり方を間違えると,注意するのが悪いことになってしまいます。逆にその人を傷つけてしまうのですね。

今日は人を注意する時に気をつけることを紹介します。





(会話する と板書)

注意するという言葉を使うと,なんだか一方的にダメだよって言っているようなイメージですよね。でも,本当に良い注意というのは,相手と会話するようなイメージです。


人を注意する時には,次の2つに気をつけてみましょう。

相手の成長,幸せを願っている。

相手の変化を伝えられる。



人を注意する時に,良い注意となるような魔法の言葉があります。

それは,「その気持ちはわかるよ。でもね・・・」です。

まずは相手の気持ちに寄り添ってから,アドバイスしてあげましょう。

これなら相手の成長や幸せを願い,変化を伝えられます。


自分がスッキリするためだけの注意なら,それはしないほうがマシです。

みなさんも良い注意ができる人になってくださいね。



いかがでしたか?


注意は会話

という表現が独特ですよね。


そして、魔法の言葉となるのが

「その気持ちはわかるよ。でもね・・・」

です。

この言葉があるかないかで大きく変わることは納得できます。

共感の上で注意されると相手も受け入れやすくなります。


自分がスッキリするためだけの注意なら、それはしないほうがマシ。

相手の成長、幸せを願い、相手の変化を伝えられる注意が良い注意なのです。


例えば、廊下を走っている人に子ども同士で注意する時、

「○○くん、廊下を走らないで!」と注意するのではなく、

「○○くんの走りたい気持ちはわかるよ。でもね、○○くんがけがをしたら幸せになれないよね。○○くんとぶつかる人もいるかもしれない。そこまで想像できるようになったらもっと成長できるよね。」と注意をして、

「最近廊下を走らなくなったね」と相手の変化を伝えてみるのが良いでしょう。


子ども同士でここまでできたらすごいと思うのですが、まさに会話していますね。


いきなりは難しくても、まずは意識することから始めたいですね。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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