Twitterに、とっておきの話397「人を注意する時には」の原稿をアップしました。
みなさんは、人に注意したことはありますか?
または、注意されたことはありますか?
想像してみると、あまり良いイメージをもたれない方が多いのではないでしょうか?
それはもしかして、注意の仕方が良くなかったからなのかもしれません。
今回の小話から、良い注意の仕方を学んでいきましょう。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(注意する と板書)
人に注意するってイイことだと思いますか?悪いことだと思いますか?
(少し間をおく)
みなさんはきっと,教えてあげるのだからイイことだと思っている人が多いですよね。
でも,やり方を間違えると,注意するのが悪いことになってしまいます。逆にその人を傷つけてしまうのですね。
今日は人を注意する時に気をつけることを紹介します。
(会話する と板書)
注意するという言葉を使うと,なんだか一方的にダメだよって言っているようなイメージですよね。でも,本当に良い注意というのは,相手と会話するようなイメージです。
人を注意する時には,次の2つに気をつけてみましょう。
① 相手の成長,幸せを願っている。
② 相手の変化を伝えられる。
人を注意する時に,良い注意となるような魔法の言葉があります。
それは,「その気持ちはわかるよ。でもね・・・」です。
まずは相手の気持ちに寄り添ってから,アドバイスしてあげましょう。
これなら相手の成長や幸せを願い,変化を伝えられます。
自分がスッキリするためだけの注意なら,それはしないほうがマシです。
みなさんも良い注意ができる人になってくださいね。】
いかがでしたか?
注意は会話
という表現が独特ですよね。
そして、魔法の言葉となるのが
「その気持ちはわかるよ。でもね・・・」
です。
この言葉があるかないかで大きく変わることは納得できます。
共感の上で注意されると相手も受け入れやすくなります。
自分がスッキリするためだけの注意なら、それはしないほうがマシ。
相手の成長、幸せを願い、相手の変化を伝えられる注意が良い注意なのです。
例えば、廊下を走っている人に子ども同士で注意する時、
「○○くん、廊下を走らないで!」と注意するのではなく、
「○○くんの走りたい気持ちはわかるよ。でもね、○○くんがけがをしたら幸せになれないよね。○○くんとぶつかる人もいるかもしれない。そこまで想像できるようになったらもっと成長できるよね。」と注意をして、
「最近廊下を走らなくなったね」と相手の変化を伝えてみるのが良いでしょう。
子ども同士でここまでできたらすごいと思うのですが、まさに会話していますね。
いきなりは難しくても、まずは意識することから始めたいですね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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