Twitterに、とっておきの話392「良いクラスの2つの条件」の原稿をアップしました。
良いクラスの条件
と聞いて、あなたは何を挙げますか?
ここで何を条件として挙げるかで、その人の教育観が表れます。
今回の話を通して、金先生の良いクラスの条件を知り、教育観を学んでいきましょう。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(良いクラス と板書)
みなさんは,良いクラスってどんなクラスだと思いますか?(何人か指名)
いろんな意見が出ましたね。今日は良いクラスになるための2つの条件を紹介します。
ある先生は,こんなふうに言います。
良いクラスの条件はね,簡単です。一緒に何回笑ったかで決まります。
一緒に笑った回数の多いクラスほど,良いクラスという訳です。
最近,みなさんはクラスメイトと笑いましたか?笑顔あふれる学級でいたいですね。
これが1つ目の条件です。
そして,2つ目の条件はこちらです。
良いクラスというのは,「誰の仕事でもない仕事」をたくさんの人が取り組んでいるクラス
特に係として決められていないような仕事ってありますよね。
例えば,ゴミが落ちていたら誰でも拾える訳です。
こうした誰の仕事でもない仕事をたくさんの人が,できれば全員が取り組むような学級にしていきたいですね。
今日からこの2つの条件を意識して,みんなで良いクラスにしていきましょう。】
いかがでしたか?
① 一緒に何回笑ったか
② 誰の仕事でもない仕事をする
この2つがクローズアップされましたね。
笑顔と陰徳です。
こうしてシンプルに2つのみで条件が提示されると、教育観が凝縮されているような感覚がします。
ただ笑顔が大事と言っている訳ではなく、本当に心の底から笑い合える集団を形成できるかという部分が問われています。
それは陰徳の部分も同じです。
つまり、単発的なものではなく、いつでも、だれもが笑顔と陰徳を大事にするクラスというのが良いクラスと教えてくれます。
実際にこの小話をする時には、条件部分を自分なりに変更しても良いでしょう。
笑顔と陰徳はあくまでも金先生の教育観を通した条件です。
無理にそのまま話すより、話し手である自分の教育観に照らし合わせて条件内容を考えて話すと良いでしょう。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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