Twitterに、とっておきの話389「全員と仲良くはできないけど」の原稿をアップしました。
タイトルからいきなり思いきっていますよね。
全員と仲良くはできないと断定するところにびっくりしてしまいます。
でも、現実問題、どの子とも仲良くできるなんて実際は難しいものです。
なぜなら、人には合う合わないがあるからです。
しかし、仲良くはできないけど・・・の続きがあります。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(全員と仲良く と板書)
みなさんは,できると思いますか?
できると思う人?できないと思う人?(それぞれ挙手させる)
人には,気の合う人もいれば気の合わない人もいます。
それは大人になってもそうです。なので,先生は
「全員と仲良くしましょう」とは言いません。
しかし,仲良くはできなくても,これは全員ができるようになってほしいです。
(協力 と板書)
全員と仲良くしましょうとは言いません。でも,全員と協力はできるようになってほしいと思います。
大人になると,自分にとって気の合わない人とも協力して仕事をする場面がいくつもあります。だからこそ,子どものうちに練習する必要があります。
全員と仲良くはできなくても,全員と協力はできる。
そんな気持ちで,どんな人とも協力できる人になってくださいね。】
いかがでしたか?
全員と協力はできるのです。
なんだか妙に納得できませんか?
大人の私たちにも、合わない人というのは少なからずあります。
そんな中でも、同じ職場で協力することがありますよね?
そうなのです。
まさに社会人の仕事は全員と協力する場なのです。
組織ですよね。
学校は、社会の縮図。スモールステップです。
全員と仲良くではなく、全員と協力することに重きを置く。
こうした教育観は、金大竜さんの書籍から得た素材を元にしています。
参考文献となった「学級通信」にのせたい 子どもの心を揺さぶるメッセージ/金大竜(明治図書)はオススメの一冊です。
この本のタイトルにあるように、学級通信に載せるような言葉は、小話になり得るのです。
逆に、小話は学級通信に載せられるのです。
小話と学級通信の親和性の高さ、恐るべし。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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