Twitterに、とっておきの話377「世界を変えるための〇の目標」の原稿をアップしました。
タイトルから見て、SDGsが思い浮かぶ方は意識の高い方です。
その通りです。今回の素材は、SDGsの「世界を変えるための17の目標」です。
持続可能な開発目標と呼ばれるものですね。
しかし、今回のとっておきの話は、SDGsがテーマというよりは、「世界を変えるための」という部分に着目し、学級を変えるためにどんな目標を立てたら良いのか?を投げかける小話となっています。
このように、素材本来のねらいとはずらして小話を作ることもあります。
切り取り方は作り手に委ねられています。
こう切り取らなくてはいけないという縛りはありません。
この自由度が、とっておきの話づくりの良さでもあります。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(次の画像を見せる)
これは,「世界を変えるための17の目標」という画像です。
SDGs(持続可能な開発目標)と言って,これからの世界で大切にしていきたい17の目標が書いてあります。
この画像を見て,先生は3つのことが面白いと思いました。
何だと思いますか?
(少し間をおく)
1つ目の面白いところは,「世界を変えるための」という言葉です。
この「世界」を,君たちが身近に感じる世界で置き換えてみましょう。
例えば,こんなふうに置き換えてみたらどうでしょう?
(学級を変えるための と提示)
2つ目の面白いところは,「17の目標」という目標の数です。
君たちが学級を変えるためにはいくつ目標が必要かな?
とりあえず10個は考えてみましょうか。
(学級を変えるための10の目標 と提示)
3つ目の面白いところは,それぞれの目標にアイコンと言ってわかりやすい図や絵が載っているところです。みんなで考えた目標を,私たちもこのようにアイコンで表してみませんか?
では今から,学級の目標を次のようなタイトルで,アイコンで表して掲示物にしてみましょう。きっとステキな見た目の掲示物になりそうです。
(学級を変えるための10の目標 と再提示)
私たちの目指すゴールを,このように表してみるとわかりやすくなりますね。】
いかがでしたか?
この話をきっかけに、「学級を変えるための10の目標って何だろう?」と子どもたちが考え出したら大成功です。
僕はこの素材は、言葉の並びがステキだと思いました。
「~を変えるための○の目標」という表現は、学級だけでなく、様々な場所を当てはめることができるだけでなく、その目標の数も自由に設定できます。
こうした分かりやすい枠があると、小話の汎用性が生まれていきます。
SDGsの話につなげていっても良いのですが、聞き手の子どもたちの実態として難しい話ということであれば、こうした切り口から「変えるための目標」という意識をもってもらうことから始めてみてはいかがでしょうか?
そこからゆくゆくは、SDGsの話につなげていっても良いですね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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