Twitterに、とっておきの話380「経験泥棒」の原稿をアップしました。
「セブンルール」という番組では、働く女性の生き方をテーマに様々な方が出てきます。
その方の7つのルールには、小話として紹介したくなるような新鮮な視点が出てくる時があります。
今回の素材は、20210216放送の「セブンルール」。
湖池屋マーケティング部の野間和香奈さんです。
この番組の良さとして、自分の知らない職業の仕事の裏側を知ることができるのも魅力です。
まだ観たことない方はぜひご覧ください。
最近はテレビ離れが進む時代ですが、まだまだテレビ番組にも良い番組があると思います。
その番組の中では、思わぬステキな素材との出合いが眠っているものです。
【 (泥棒の画像を提示)
これは何でしょう?(少し間をおく)泥棒ですね。
では,泥棒は何を盗みますか?(何人か指名)
例えば,宝石泥棒なんてよく言われますよね。
では,こんな泥棒を知っていますか?
(経験泥棒 と提示)
経験を泥棒するってどういう意味だと思いますか?
この言葉を教えてくれたのはこの方。(画像を提示)野間和香奈さんです。
ポテトチップスで有名な湖池屋のマーケティング部でリーダーの仕事をしている人です。
野間さんは言います。
「リーダーとして,部下のためにと思って自分が代わりにやってあげたことが,実は部下の経験を泥棒していたと気づいた。だから私は経験泥棒にはなりたくありません。」と。
(やってあげすぎない と提示)
年下の子には,何でもかんでもやってあげたくなるものです。
でも,やってあげすぎないことが大切です。
経験泥棒にならないように気をつけながら,年下の子のサポートをしてあげましょう。
年下の子が自分で考えるようになったら,あなたにとっても良い経験となりますよ。】
いかがでしたか?
良かれと思ってやってあげたことが、実はその人にとっては経験泥棒だったことって意外と多いものです。
例えば聞き手が高学年の子どもたちだとしたら、低学年に対してやってあげる場面が増えてくる時期だと思います。
その時、何でもかんでもやってあげるのが良いことだと無意識に思い込んでいる子もいるでしょう。
そこにストップをかけるきっかけとなるのが今回の経験泥棒の話だと思います。
このように、一見良いと思われるような行動でも、新しい視点で見つめ直してみると必ずしも絶対良いとは言えないという今回の小話のようなパターンはとっておきの話によく出てきます。
そこには聞き手にとっての発見が生まれ、視野が広がるきっかけとなります。
自分にはない新しい視点を受け止め、小話に昇華できるか。
この部分を大事にすると、今回のような素材も上手く小話にできます。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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