Twitterに、とっておきの話373「いつまでも自己開発」の原稿をアップしました。
今回の素材は、Twitter上で出会ったフォロワーさんのツイートです。
当時の自分にとって、Twitterから素材を得て小話を作るのは初めての経験だったので思い入れのある小話でもあります。
また、このフォロワーさんは僕にとって初めてフォロワーになってくださった方です。
いろんな意味で「初めて」が詰まった小話です。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(次の画像を提示)
(画像を見せた後)かいはつとは,あたらしいものをつくりだすことをいいます。
みなさんは今,何か開発しているものがありますか?
(少し間をおく)
自分は何も新しく作っているものなんてないよ,という人もいるかもしれません。でも,誰しも必ず開発しているものがあります。
何だと思いますか?(しばらく間をおく)
(だれしもじぶんをかいはつしている と提示)
正解は・・・自分です。
人はみんな,自分を新しく作り出しながら生きています。
A君が今日,かけ算の九九で7の段を覚えられたとします。
すると,明日のA君はもう,新しく7の段を覚えているA君になっています。
昨日から今日へ,今日から明日へ,できることがふえていくということは,じぶんをかいはつしているということなのです。
(自己開発 じこかいはつ と提示)
自分で自分を開発することを,「じこかいはつ」と言います。
先生は最近,こんなステキな言葉を見つけました。(次の言葉を提示)
いつまでも 自己開発(じこかいはつ)
自己開発は,何歳になってもできます。みなさんは,どんどん自分で自分のことを新しく作っていける大人になってくださいね。
さぁ,今日はどんなあたらしいものをつくりだしていこうか?じこかいはつ,やってみよう!】
いかがでしたか?
Twitterであっても素材探しの姿勢は同じで、合言葉となりそうなキーフレーズがあり、そこに込められた想いや意味を理解できれば充分素材として価値があると判断できます。
フォロワーさんにDMを送って素材採用の許可をいただき、楽しく小話を作ったのが思い出です。
今はこうしたハードルが低くなり、楽しめるようになりましたが、当時は少し緊張していました。
しかし、フォロワーさんからの反応が嬉しく、小話づくりを通して交流する楽しさを知ることができました。
自己開発という言葉だけでは印象としては弱いのですが、
「いつまでも」自己開発とすることで、何歳になっても新しい自分に出会うことを楽しみながら人生を送れそうな合言葉となります。
これは大人だけでなく、子どもたちにも熱をもって話せますよね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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