Twitterに、とっておきの話372「見えないもの」の原稿をアップしました。
本当に大切なものは、目に見えない
という言葉は星の王子さまでしたっけ?
有名な言葉ですよね。
そんな目に見えないものを、「たたかい」と「支え」の2つを視点に問いかけるのが今回のとっておきの話です。
あなたは今、どんな見えないものとたたかっていますか?
あなたは今、どんな見えないものに支えられていますか?
これらを考えながら、原稿を読んでみましょう。
【(次の画像を見せる)
(赤枠を追加で提示)
先生はこの広告を見て,赤で囲ってある言葉が気になりました。
(次の言葉を提示)
見えないものとたたかった一年は,
見えないものに支えられた一年だと思う。
(「見えないもの」それぞれに色を変えて再提示)
見えないものとたたかった一年は,
見えないものに支えられた一年だと思う。
赤文字の「見えないもの」ってなんのことかな?なにとたたかったのでしょう?
(画像から,「勉強」という意見が出るだろう。他にも,「運動」「コロナ」「努力」「試合」「当番」など,子どもから出てくる意見を認めていく。たくさん出すのがポイント)
青文字の「見えないもの」ってなんのことかな?なにに支えられたのでしょう?
(「家族」「先生」「お母さん」「勇気」などが出てくるだろう。こちらもなるべく多く引き出す)
みなさんは今,たたかっているものが何かありますか?
もしあるという人は,同時に何かに支えられているはずです。
たたかっている自分のことばかり気にするのではなく,ささえてくれる人やもののことも考えられるようになりましょう。
すると,大きな力が発揮できるはずです。】
いかがでしたか?
今回の素材は、カロリーメイトの広告。
広告の趣旨としては、受験生をターゲットにしてカロリーメイトを宣伝しています。
しかし、小話にする時には写真やカロリーメイトのロゴは不要だと判断しました。
今回は、左上に書いてあった言葉だけを抽出して素材にしました。
この言葉だけで充分に素材としての力を感じましたし、他を省くことで分かりやすくなると判断したからです。
小話の導入では、まずこの言葉と聞き手を出合わせることから始めます。
その後、たたかう「見えないもの」に着目して「何とたたかったのでしょう?」と問いかけます。
次に、支えられている「見えないもの」に着目して「何に支えられたのでしょう?」と問いかけます。
この2つの問いかけに十分な時間を取ることで、考えさせられる小話ができます。
小話の終末では、最後に自分事へ落とすように導きます。
せっかく考えたことも、自分事として感じられなければもったいないです。
必ず自分に関係している話だったという気持ちを聞き手に抱いてもらう話の構成にします。
自分事として受け取った小話は、その人の行動のきっかけになるからです。
みなさんにとって、見えないものとはどんなものがありますか?
様々な視点から見つめ直すのも面白いですよね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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