Twitterに、とっておきの話334「次こそは、やさしく」の原稿をアップしました。
電車に乗る
という過程の中で、実はたくさんの広告に出合います。
それは駅のホーム、電柱、壁、・・・
そして、今回の素材は、電車の吊り革広告から見つけた言葉です。
ただ電車に乗っていた人と、
素材探しの時間として電車に乗っていた人と、
その差は歴然です。
前者からすると、後者が見つけた素材に対して
「え、そんなこと書いてあったの!?」
という反応をするでしょう。
同じものが視界に入っているはずなのに、キャッチできるかどうかはこの差に現れてきます。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(下の画像を提示)
こんな広告、見たことがある人?(少し間をおく)
先生は電車の吊り革で発見しました。
その名も…(大人たばこ養成講座 と板書)
大人?たばこ?じゃぁ僕たち子どもには関係ないやって思うでしょ?
でもね、先生が注目したのはこの広告のタイトルではなく、隅っこに書いてあったこんな言葉。(次の言葉を板書)
次こそは、 。
□に入る言葉は何でしょう?(数名指名)
こんな言葉です。(下の画像を提示)
みなさんも、「あの時やさしくしていれば…」という時はありませんか?
今日はそんな時を思い出して、次こそはやさしくしたいことを書いてみましょう。
(「次こそは、やさしく。」と左下隅に書かれた紙を配り、書かせて終わる)】
「次こそは、やさしく。」
というフレーズが合言葉になりそうですね。
誰しも「あの時、やさしくしておけばよかった・・・」と思うことがありますよね。
大人も子どもも、「次こそは、やさしく。」というものがあるはずです。
ちなみに「次こそは、やさしく。」という言葉は、広告の全体から見ると隅っこの方に小さく書かれた言葉でした。
つまり、広告主からすると大きく見せたい言葉ではないのですね。
それでも、素材になるかどうかという視点で考えると、文字の配置や大きさは関係ないのです。
良いと思った言葉があったのなら、どんなに隅っこだろうと、どんなに小さい文字だろうと取り上げていきたいですよね。
今この記事を書きながら素材を見返してみると、
「一番そばにいる人に、僕らは一番やさしくしているだろうか。」
という言葉も素材になり、新たなとっておきの話を1つ作れそうですね。
ポスターはどこに注目するか、どこを切り取るかによっていかようにも話が作れる素材です。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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