Twitterに、とっておきの話355「心ってどこにあるのでしょう?」の原稿をアップしました。
心ってどこにあるのでしょう?
このタイトルを見た時、あなたはまず体のどんな場所を思い浮かべますか?
頭、胸などがよく出てくる意見だと思います。
私もそうでした。
しかし、意外な答えが素材となった絵本には出ていたのです。
意外性があるからこそ、とっておきの話にしたいと思い、作りました。
まずは原稿を読んでみましょう⇩
【(心 こころ と提示)
みなさんは、心ってどこにあると思いますか?
(頭、胸、などの意見が出るだろう)
こんな絵本があるのを知っていますか?
(「心ってどこにあるのでしょう?」を提示)
この絵本の中身、知りたいですか?(少し間をおく)
少し教えると、こんなセリフが出てきます。(以下のセリフを提示)
心ってほんとうにすごい!かたちにはみえないけれどからだのいろんなところにあるんだね!
(ほっぺ、むね、はな、あたま、おなか、しっぽ、みみ、て、あし、め、なみだ、くち、こえ
と順番にふやしていきながら提示)
どうしてそんなところに心があるの?と思った人は、この絵本、ぜひ読んでみてください。
みなさんは、この絵本のように、からだじゅうで心を感じていますか?
なにげなく動かしている自分の体も、心をこめて動かしてみると、いつもと違う気持ちになるかもしれませんね。】
いかがでしたか?
心は体中のどこにでもある。
こうした新しい解釈に出合うと、思考が活性化されます。
原稿では、実際に絵本を読んでみてくださいと投げかけて話を終えていますが、ここから例示していくとより分かりやすく聞き手にこのメッセージが伝わると思います。
例えば、手。
手の中に心があるってどんな状態でしょう?
握手をしたり、拍手をしたり、手の動作に心をこめることはできますよね?
その時、手の中に心があると言えるのではないでしょうか。
こう考えると、絵本のように、
形には見えないけれど、体のいろんな所に心はある
という結論に導かれていきます。
心は見えないもの。
ですが、体のいたるところにあると思い、その一つ一つの動作に集中すると見えてくるものなのです。
そしてそこには必ず、相手がいます。
相手がいるから、心が見える。
相手のために動作するから、そこに心があると感じられる。
心ってすごいですね。
この絵本から教えられることは多いです。
みなさんなりにアレンジしてみて、道徳の自作教材授業にもぜひご活用ください。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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