Twitterに、とっておきの話353「生きている世界の広さ」の原稿をアップしました。
とっておきの話は、ハッピーな話題ばかり取り上げている訳ではありません。
時には重たいテーマも取り扱います。
例えば今回のとっておきの話は、イジメがテーマです。
授業で取り扱う前に、小話でワンクッション置くという流れもあって良いと思います。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(イジメ と提示)
みなさんは、いじめたこと、いじめられたこと、いじめているのを見たことが今までありますか?思い出すだけでもつらいかもしれません。
どんな形であれ、イジメに出会ったことのある人は意外と多いです。
(「イジメ」の前に「さかなの」と提示)
実は、魚の世界にもイジメがあることをみなさんは知っていますか?
日本一の魚博士で有名なさかなクンは、こんなことを言っています。
「魚は広い海の中ならお互い助け合うのに狭い水槽に入れて育てるとイジメが発生するんです、イジメをする人は生きている世界が狭いんですね」
(「イジメをする人は生きている世界がせまい」を再提示)
みなさんは今生きている世界、ひろいですか?せまいですか?
お互い助け合える、海のような広い世界で生きていたいものですね。
では、広い世界で生きるってどういうことなのでしょう?
今、少しでも考えたあなたは、きっとイジメをする人にはならないでしょう。】
いかがでしたか?
僕も幼い頃、水族館に行った時、魚の世界のイジメを見たことがあります。
言われてみれば、海水浴に行った時はそんな光景を見たことが一度もありませんでした。
魚の話と人間の話を安易に直結させるのは軽率かもしれませんが、通じる部分も多少あるのではないかと思います。
つまり、イジメをする人はイジメにしか目が向いていないのですね。
視野が狭いのです。心が狭いのです。
そして、生きている世界がせまいのです。
これは納得のいく流れだと思います。
では逆に、広い世界で生きるというのはどういうことなのでしょう?
今回のとっておきの話では、その答えとなるものを提示していません。
しかし、この問いを考えることそれ自体にイジメ抑制の価値があると思っています。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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