Twitterに、とっておきの話352「尊敬しているから食べる」の原稿をアップしました。
妻と一緒にテレビを観る。
これは我が家の日常に溢れている光景です。
そこでは、一人でテレビを観るのとは違う刺激が得られます。
なぜなら、テレビをきっかけに会話や対話が生まれるからです。
ある日、テレビを観ていたら、さかなくんが出てきました。
番組とは関係なく、「さかなくんって魚を食べる話が有名だよね」と妻がつぶやきました。
「ん?それどういう話?」と聞き返す僕。
そこで教えてもらったエピソードと、自分なりに調べた情報を、今回の素材にしました。
素材は本当にどこで見つかるか分からないものです。
だからこそ、見つけた時のワクワクした気持ちはありますよね。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【みなさんは、尊敬している人はいますか?
(ある程度意見を引き出す。お父さん、先生・・・などが出るだろう)
では、尊敬している食べ物はありますか?
(そんけいしているたべもの と提示)
(さかなくんの写真を提示)
この人は、さかなくんと呼ばれる人です。魚博士で、自分でたくさんの魚を飼ったり、水族館と一緒にたくさんの仕事をしたり・・・きっと日本で一番魚が好きな人でしょう。
そんなさかなくんにある日、子どもからこんな質問がとどきました。
(「魚が大好きなさかなくんでも、魚を食べるのですか?」)
みなさんはどう答えたと思いますか?好きなものを食べてしまうのはかわいそうと思うかもしれません。
でも、さかなくんは、「食べる」と答えました。
その後、さかなくんはこんなふうに答えました。
(「魚のことをそんけいしているからこそ、おいしくたべる、たべられるところはぜんぶたべる。残しません。」)
みなさんは、尊敬して食べているものはありますか?
食べ物はすべてもともと生きていた命です。
感謝して「いただきます」を言いましょう。】
いかがでしたか?
さかなくんが魚を食べるという話は、なんだか説得力がありますよね。
魚のことを尊敬しているからこそ、おいしく食べる。
この考え方は個人的にも好きです。
この話は、魚でなくても同じエピソードがありそうですし、学校現場で言うと子どもたちの給食でも同じことが言えそうですよね。
食事とどう向き合うか。
こうした食育につながるような話は、いくつも持っておきたいものです。
みなさんは、食べ物を尊敬して食べていますか?
毎日あるからこそ、感謝も忘れず食べたいですね。
いただきます。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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