Twitterに、とっておきの話345「親子時計」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話、時計の針の動きを見ていたらなんとなく浮かんできた話なのですが、自分で生み出した素材というよりは、どこかで聞いた話だったような気がします。
どこで聞いたかは忘れてしまいましたが、ふと思い出す瞬間ってありますよね。
そんな時、とっておきの話にできるような話が浮かぶこともあります。
それでは原稿を読んでみましょう⇩
【(時計の画像を出す)
長い針を親、短い針を子どもだと思ってください。今日はこんな話をします。
(「親子時計」と提示)
(0時0分 を提示)
はじめ、親子はいっしょの場所にいます。
(1時 を提示)
では、1時から2時へ進む時はどうでしょう?
(1時5分を提示)
親はここで子どもによりそってくれます。このよりそってくれるまでの時間が、親の力をかりずに「じぶんでできた」時間です。この時は、まだこれだけしか自分でできませんね。
(2時10分、3時15分、4時20分・・・と見せる)
それぞれの時間帯で、親がよりそってくれる時間はちがいます。自分でできる時間も違います
みんなの親子時計は今何時かな?
親に甘えてばかりの1時?それとももっと自分でできる6時?10時?
(11時~12時の時計の動きを見せる)
11時から12時に進む時、親がよりそう前に、子どもは一周してしまいます。
全部親の力をかりずに、自分の力だけで一周します。
みんなにも人生の11時台が来てほしいと思います。
ちなみに、12時になる時は・・・自分に子どもができる時です。】
いかがでしたか?
時計の長い針と短い針の関係を親子関係と照らし合わせて考えると、
自立時間
という新しい概念や視点が生まれるところにこの話の面白さがあると思います。
このように、普段何気なく見ている物でもどう意味づけるかによって全く違う新鮮な物として見ている人に届くのです。
この新鮮さがとっておきの話づくりには大切です。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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