Twitterに、とっておきの話344「先生は○○ではありません。」の原稿をアップしました。
とっておきの話づくりをしていると、目の前の子どもたちの様子を見ただけでふと小話が新しくできてしまうことがあります。
目の前の子どもの様子が素材になるのです
今回のとっておきの話は、自分の感覚だけで作った小話です。
だからこそ、他の人にも使えるかどうかは分かりません。
しかし、自分自身で作った小話を一番熱く話せるのは、自分です。
こうした良さが得られるのです。
そんな作り方もあり?
と思うかもしれませんが、ありなのです。
この自由度がとっておきの話づくりの魅力の一つでもあるのです。
ただ、この自由度を生かせるようになったのは、やはり僕がここまでとっておきの話づくりを続けてきたからこそだと思います。
当時、僕は特別支援学級の担任をしていました。
担任していた子どもたちが僕に言うのです。
「先生!トイレ!」
と。
思わず「先生はトイレではありません」と返事をする僕。
その後も「先生!水筒!」なんてやり取りもあり、だんだんと
小話にできるのではないか?
という発想が浮かんだのです。
そうしてできた原稿がこちら↓
【(「先生は○○ではありません。」と表示)
今日はどんなお話だと思いますか?
① トイレではありません(先生、トイレ。ではなく、トイレに行って来ていいですか)
② お茶ではありません(先生、お茶。ではなく、お茶を飲んでもいいですか)
③ 召使いではありません(~とって。~もってきて。ではなく、~してください。)
④ 魔法使いではありません(~して。~したい。がいつも叶うとは限りません)
⑤ 友達ではありません(いつも一緒に遊ぶ、は友達と。先生に依存しない)
(「先生は○○です。」と表示)
① これから出会うたくさんの大人のうちの一人です。➡目上の人と接する練習です
② 人間です。➡「ありがとうございます」「ごめんなさい」返事やあいさつをもらえると気持
ちいです。
③ あなたたちのことが大好きです。➡時には叱ることも。でもそれは、思っているからこそ】
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