2021年12月3日金曜日

とっておきの話309「休もうと思って○○している」の裏話

Twitterに、とっておきの話309「休もうと思って○○している」の原稿をアップしました。

とっておきの話309「休もうと思って○○している」の原稿



致知という雑誌をみなさんはご存知ですか?

作成当時、よく読んでいたのを思い出します。

今はもう読まなくなってしまったのですが、当時の僕にとっては魅力的に映ったエピソード素材もありました。

その中の1つ。今回のとっておきの話はみなさんの目にどう映るでしょうか。


原稿を読んでみましょう⇩


【(桑村彩さんと安野光雄さんの写真を提示)

 


 最近読んだ雑誌の中に桑村綾さんと安野光雄さんの対談記録が載っていました。

桑村さんは倒産しそうだった和食のお店を立て直した女将さん。

安野さんは有名な画家です。

その世界では一流と呼ばれる二人の対談記録の中で、桑村さんはこんなことを言っています。


「私はこれまでその道を極めたという方に何人もお会いしてきましたけれども、

みなさんに共通しているのが、「ちょっと無理したから休もう」と言って何をされているかと思ったら、

やはり○○をされている。

○○をしていることが休むことになっているんです。」


 2つの□には、同じ言葉が入ります。何だと思いますか?(少し間をおく)


 正解は、「仕事」です。

仕事をしていることが休むことになっている と板書)


 仕事をすることが休むことなんて信じられないですよね。

でも、一流と呼ばれる人たちは、その仕事でさえも楽しんで休みにしてしまうのです。

仕事を「ちょっと無理」な仕事と「休む」仕事に分ける力があるのです。


みなさんは、勉強を「ちょっと無理」な勉強と「休む」勉強に分けることができますか?

 「勉強していてちょっと無理したから休もう」と言って勉強していたら、将来ものすごい大物になっているかもしれませんね。】




原稿はここで終わっています。

仕事=休み

が結び付く人ってそういないと思います。

ふつうなら、

仕事←→休み

という関係性が思い浮かぶと思います。


語弊が生まれないように自分なりに補足すると、きっと

仕事しながら抜くところは抜いている休み方

が上手なのだと思います。

仕事の仕方を工夫することで、自分に負担をかけずに仕事し続けられる。

大切なのは持続性です。

一流と呼ばれる人は、この「続ける力」が鍛えられています。

自分に負担をかけ過ぎず、いかに持続性を保てるか。

そんな視点から学べる話ではないでしょうか。




気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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