Twitterに、とっておきの話304「つついて食べる」の原稿をアップしました。
寒くなってきてよく鍋料理を食べるような時期こそしてほしいのが今回のとっておきの話。
この素材に出合うまで、まさか鍋をテーマにとっておきの話ができるとは思いもしませんでした。
どんな話だろうかと想像しながら次の原稿を読んでみてください⇩
【(以下の写真を提示。「コミュニケーション」の文字を隠して提示。)
寒い季節になったので、土鍋を買おうと買い物に行くと、お店にこんな物がありました。名付けて「鍋十徳!」鍋の良さが10個書いてある紙でした。
栄養いっぱいとか、安い!とか、片付けが簡単とかダイエットに効果的なんてのも書いてありました。
(以下の画像を提示し、 家族の もはかれる と板書)
みなさんに考えてもらうのは6番目に書いてあったこの言葉。
家族の何をはかれるのでしょう?(少し間をおく)
正解は、こちら。
(コミュニケーション と板書)
「コミュニケーションをはかる」というのは、鍋料理をすると、家族みんなで同じ鍋をつついて食べますよね?その時に自然と会話が生まれるという意味です。
「玉子食べたいから取らないでね」とか「こんにゃくも食べてね」とか「お父さん大根ばっかり食べてる」とかね。
料理器具が鍋になるだけで、こういう楽しそうなコミュニケーションが生まれるというわけです。
みなさんは今晩、おうちで鍋しますか?】
今回のとっておきの話は、一見すると鍋の話をしているだけのようなイメージをもつと思います。
しかし、「家族のコミュニケーションをはかることができる道具」として鍋を見つめ直すことにより、「なぜはかることができるのだろう?」という疑問を引き出しています。
その疑問に対する答えを考えることで、コミュニケーションとは何だろうと考えるきっかえになります。
まさか「鍋」と「コミュニケーション」がつながるなんて。
面白いですよね。
そして、この素材に出合った場所は「地元のイオンモール」です。
買い物をしている間、ふと目に入った「鍋十徳」でした。
思い返せば、妻が鍋を買い替えたいと言わなかったら出合えなかった素材だったでしょう。
こうした偶然のめぐり逢いを楽しめるのも、とっておきの話づくりをしているからこその楽しみですよね。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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