Twitterに、とっておきの話305「その名札、必要?」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話は、
店員さんの付けていた名札
を素材にした話です。
名札に書いてあった言葉にいろいろと考えさせられ、素材にしようと思いました。
今までは、「いい言葉だなぁ」という入口から素材にすることが多いのですが、今回の場合はタイトルにもあるように「その言葉、わざわざ書く必要ある?」という入口から話を作ってみました。
原稿を読んでみましょう⇩
【(以下の写真を提示)
ある日、美術館のミュージアムショップというお店で働くレジのお姉さんの様子を見ると面白い物がありました。これです。(次の写真を提示)
お姉さんの胸に名札がついていたんですね。この名札には、こんなことが書かれていました。
(心をこめてお客さんと接します と板書)
みなさんはこの名札、あった方がいいと思いますか?なくてもいいと思いますか?
例えば、「心をこめてお客さんと接します」という名札をつけているのに、心がこもっていない雑でひどいレジのお姉さんだったら、この名札をつけている意味はないかもしれませんね。
逆に、「心をこめてお客さんと接します」という名札をつけていなくても、心をこめてお客さんと接している店員さんを先生はたくさん見たことがあります。
もしみなさんがこういう名札が必要だと言うのなら、みなさんがふだん身に付けている名札にも何か言葉をつけてみませんか?
こういう名札、あった方がいい?なくてもいい?さぁ、どっちだ?】
いかがでしたか?
今読み返してみて思ったのは、ここのミュージアムショップの店員さんでなくても、店員さんが名札に何か言葉を書いてあることってありますよね。
居酒屋の店員さんも「真心こめて!」とか「いつも笑顔で」とか書いてある名札を付けているところを見たことがあります。
しかし、名札にこれらの言葉をわざわざ書く必要があるでしょうか?
書かなくても、できている人はできていますよね。
逆に、書くことによって意識化されて、できるようになる人もいると思います。
言葉の力を使うか使わないか。
上手に向き合うことで、自分の力を最大限発揮できそうですね。
この選択そのものを今回のとっておきの話で考えさせて締めくくる話にさせていただきました。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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