2021年11月22日月曜日

とっておきの話300「この宇宙で一番大きいものは?」の裏話

Twitterに、とっておきの話300「この宇宙で一番大きいものは?」の原稿をアップしました。

とっておきの話300「この宇宙で一番大きい」の原稿



自分が親になって思うのは、子どもからドキッとする言動が見られることが多々あることに気付くのです。

そうした子どもの言動は、時として魅力的な素材となります。


【親子の会話

(親子の会話 と板書)

 みなさんは、お父さんやお母さんと、ふだんどんな会話をしていますか?

 お父さんやお母さんの立場からすると、自分の子どもとの会話って面白いんですよ。

なぜかと言うとね、たまに大人の自分でも「ドキッ」とするようなすごいことを自分の子どもが言ったりすることがあるからです。

今日はね、ある親子の会話を紹介します。


 こんな会話です。


男の子 「お父さん、この宇宙で一番大きなものはなんだと思う」

お父さん「ゾウさんかな」

男の子「お父さん、ちがうよ。この宇宙で一番大きいものは……」


 はい、この後男の子はお父さんに何と言ったでしょう?(数名指名)


 男の子は、こう言いました。

(「未来だよ」の前にたっぷり間をおいてから言う)

 

「お父さん、ちがうよ。この宇宙で一番大きい物は……






未来だよ





どう?ドキッとしました?こんな答え、大人でもなかなか予想できません。

もしかしたらみなさんも、何げない親子の会話の中でお父さんやお母さんをドキッとさせているかもしれませんね。

今、もしかして、ドキッとさせてみたいなぁなんて思った人がいました?】



宇宙で一番大きいものが「未来だよ」という発言、とても魅力的ですよね。

大人にはできない柔軟な発想が子どもにあるからこその発言だと思います。

面白いです。



このとっておきの話を子どもに聴かせることでねらっているのは、

親子の会話の促進

です。

親子で会話すると、そこに面白い発見があるのだということが伝わればと思います。




気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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