2021年11月20日土曜日

とっておきの話298「短所はない。あるのは・・・」の裏話

Twitterに、とっておきの話298「短所はない。あるのは…」の原稿をアップしました。

とっておきの話298「短所はない。あるのは…」の原稿



僕は個人的に、物事を二分する考え方が苦手です。


今回のとっておきの話は、長所と短所について触れています。

これも二分していますよね。


しかし、本当に「長所」と「短所」にはっきりと二分されるものでしょうか?

物事は二分されるものではなく、その間を埋めるような考え方が存在します。

まずは原稿を読んでみましょう⇩



【自分は短所ばかりで長所なんかない。そう思っている人はいませんか?

 でもね、世の中にはこんなことを言う人がいます。

(人には「短所」なんてないのです。 と板書)

 信じられますか?そんなの嘘だ~なんて思ったみなさん、この人の言葉には続きがあります。

(以下の言葉を提示)

あるのは「長所」と「       」、そして「      」という3つだけなのです。

 「 」の中には「短所」ではない言葉が入ります。何だか分かりますか?(少し間をおく)


 正解は、こんなふうに言いました。

人には「短所」なんてないのです。

あるのは「長所」と「一見、短所に見える長所」、そして「少し短い長所」という3つだけなのです。

(一見、短所に見える長所 と板書)

 あなたが短所だと思っていることは、短所に「見える」だけであって、本当は長所なのかもしれません。

(少し短い長所 と板書)

 それでも短所だと言い切りたい時は、こう考えてみてはどうですか?

この短所は、少し短い長所なんだ、と。

少し短いだけなのにすごく短いように感じているだけなんだ、と。




 なんだ。自分は長所だらけじゃないかって思えばいろんなことに前向きにチャレンジしたくなります。

ほら、みなさんももっと顔を上げて、だってどの子も長所しか持っていないんだから。】





長所と短所という2つの視点があるのではなく、

そもそも短所なんてない

という考え方のもと、長所の中に様々な長所があるのだという視点がもてるのです。


冒頭で僕が物事を二分する考え方は苦手と話していた理由は、

二分すると片方がどうしてもマイナスな言葉になるから

なのです。

このとっておきの話では、マイナスな言葉として分けられた「短所」という言葉を使わずに、新たな視点を与えてくれています。



こうした考え方は「長所」と「短所」だけではなく、様々な二分された関係性に切り込める考え方だと思います。

例えば、「得意」と「苦手」もそうです。

そもそも「苦手」なものなんてないという考え方もできる訳です。



白と黒のその間に無限の色が広がってる

とMr.childrenのGIFTという歌でも言っているように、白黒はっきりと二分できるものなんてそもそもないのかもしれません。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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