Twitterに、とっておきの話274「MOTTAINAI」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話のテーマは、
もったいない
です。
みなさんは、「もったいない」という言葉は世界でも通じるって知っていますか?
英語でもこんなふうに書きます。
MOTTAINAI
この言葉は、環境問題について国同士で話す時にノーベル平和賞を受賞したワンガリー・マータイさんという人が注目したことで世界に広まった日本語にしかない言葉だそうです。
日本人は昔から「もったいない」と物を大切にする心があったんですね。
昨今は、SDGsをテーマにした環境の話でも「もったいない」という言葉はよく取り上げられますよね。
ここで話が終わってしまうと、あまり新しい発見が無く、話し手も感動がありませんよね。
私もこの時点では、まだとっておきの話として作ろうとは思っていませんでした。
しかし、新聞を読んでいると、ある記事に目が留まりました。
その記事に書かれた言葉は、
「もったいない」が「手間がかかっている」という価値に変わるんです。
平井達雄
だったのです。
「もったいない」という言葉は、自分が「もったいない」と思っているというだけでなく、「手間がかかっている」と他の人にも思ってもらえる魔法の言葉なんですね。
なるほど~と思いました。
それまで私は、自分視点でしか「もったいない」という言葉の意味を捉えていなかったことに気付かされたのです。
相手視点からすると、「手間がかかっている」という価値に変わる。
そう考えると、とてもステキな言葉に感じるようになりました。
最後に、次のように呼びかけて締めくくっています↓
【みなさんは最近、「もったいない」という言葉を使いましたか?
あなたの物を大切にする心は、「いつも手間をかけている素敵な人だね」と周りの人にきっと伝わりますよ。】
今回のとっておきの話は、今までのようにキーワードや合言葉を与える話だけではなく、
そうした言葉を使って行動していると、周りからどんな風に感じてもらえるかという
相手視点
も与える話であると言えます。
こうしたアプローチは、聞き手からするとより
相手がそんな反応をしてくれるならやってみようかな
という気持ちになります。
自分事として捉えられるようなアプローチも大切ですが、それをやったことによって相手がどんな反応をするのかもさりげなく伝えられると、とっておきの話の効果が高まります。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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