Twitterに、とっておきの話268「親切の常識を打ち破る」の原稿をアップしました。
固定観念
というものを人は無意識に抱いてしまうものです。
それは時として「常識」とも呼ばれています。
しかし、そんな常識を打ち破る事例は世の中に溢れるほどあるものです。
意識してみると、自分が常識だと思っていたことが実はそうではないことに気付かされます。
今回のとっておきの話では、
電車の中での親切
の常識について考えさせられる作文が素材となっています。
みなさんは、「電車の中での親切」と聞いてどんな様子を思い浮かべますか?
きっと、こんな様子を思い浮かべた人が多いのではないでしょうか。
お年寄りや妊婦さんに席をゆずる
確かに親切ですよね。
しかし、これが常識だと思い込んでいませんか?
次の作文の中では、違った人が席を譲ってもらっています。
その人は作文の題名に
常識をくつがえす優しさ
と書いています。
こんな作文です↓
みなさんはいつの間にか、「電車で親切と言えばお年寄りや妊婦さんにするもの」という常識を持っていませんか?
助けを求めている人がいれば、中学生だろうと席をゆずる時があります。
こういうものが親切だろうという常識にとらわれていると、いざという時に助けを求めている人に気付かないかもしれません。
親切にも常識があるからこそ、自分の力で打ち破りましょう。
このとっておきの話を読み返してみると、人は固定観念や常識に縛られてしまうことで、親切の幅をいつの間にか狭めてしまっているのではと思いました。
こうした道徳的なテーマは、白黒はっきりとつけるものでも、これが常識と断定するものでもありません。
だからこそ、自分で無意識のうちに常識だと信じ込んでいる考え方がないか、一度振り返ってみることも大切なのです。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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