Twitterに、とっておきの話265「家族からの贈り物」の原稿をアップしました。
教科書
シャーペン
と聞いて、みなさんは特別な印象をもちますか?
ありふれた物なので、あまり特別感はないのかもしれません。
しかし、ここにあるエピソードが添えられると、
特別な教科書
特別なシャーペン
となります。
今回のとっておきの話は、物が特別になる瞬間に出合える話です。
みなさんは、家族からもらって嬉しかった贈り物やプレゼントはありますか?
今日はちょっと変わった贈り物エピソードを紹介します。
【ある日、小学生の女の子が国語の教科書をなくしてしまいました。
まだ使うのにいくら捜しても見つかりません。
諦めていたその時、女の子の両親がこんな贈り物をしました。
手作り教科書
字のきれいなお父さんが文を書き、絵が得意なお母さんが挿絵をかき、本物そっくりの手作り教科書を作って渡したのです。
その後、卒業しても女の子にとっての宝物となりました。】
こちらも前回のとっておきの話でも紹介した、三井住友信託銀行「わたし遺産」の入賞作品からの作文です。
元の素材がこちら↓
【ある日、高校生の女の子は卒業する時にお父さんからシャーペンをもらいました。
シャーペンをプレゼントするのは珍しくないかもしれませんが、実はこの時、女の子は受験に失敗していたところでした。
でもお父さんは、受験に失敗したことではなく、3年間毎日休まず高校に通い続けて女の子がもらった皆勤賞をお祝いしてシャーペンを渡しました。
「お父さんは合格通知よりも皆勤賞がうれしい。おめでとう」
と言われ、女の子は涙したそうです。
その後、大学に行っても女の子にとっての宝物となりました。】
元の原稿はこちら↓
これら2つのエピソード素材から学ぶことは何でしょう?
今回のとっておきの話では、次のキーフレーズを添えて締めくくってみました。
何をもらうかではなく、どんな気持ちがこもっているか
本当に大切なことは、何をもらうかではなく、その贈り物に家族からのどんな気持ちがこもっているかなのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿