2021年9月27日月曜日

とっておきの話253「111日の継続と5秒のダッシュ」の裏話

 Twitterに、とっておきの話253「111日の継続と5秒のダッシュ」の原稿をアップしました。

とっておきの話253「111日の継続と5秒のダッシュ」の原稿



教育に携わる立場として、

意欲

をテーマにした研究結果やことわざには興味を惹かれます。



まずは有名なことわざから。


三日坊主


知っている人は多いでしょう。

あきっぽくて長続きがしないことやそういう人のことを言います。




しかし、この三日坊主の三日って本当に三日だけのことでしょうか?

例えば、「1か月はがんばったから自分は三日坊主じゃない!」なんて人もその後をさぼっていたらやっぱり三日坊主と呼ばれるでしょう。

では、いつになったら三日坊主じゃなくなるのか、考えたことはありますか?


ある日、出合った本にこんな研究結果を目にしました。


111日続けて習慣となる



人は3か月以上続けてやっと習慣となると脳科学で言われているそうです。



110日がんばっても、111日目でさぼったら...残念、三日坊主です。

長いなぁと思うかもしれません。


そんな方にぴったりな研究結果「やる気を出す方法」があります。



それが

5秒でダッシュ

です。



実際に足を使って走る訳ではありません。


【人間の脳は、5秒たつと「やりたくない言い訳」を考え出すようにできているそうです。

なので、「やろう!」と思った瞬間から5秒以内に行動に移すと、言い訳を考える暇がないのでやれてしまうのだそうです。

やる気が出ない時は5秒でダッシュ!走りだしちゃえばこっちのもの!という気分でこの方法を試してみてください。】


という訳です。



今回のとっておきの話では、最後に「実験」と称してこの5秒ダッシュを聞き手と一緒に楽しんで体験して話を終えています。

次のように↓


【では、早速実験してみますね。今から5秒以内で1列から2列に並び直してください。よーい、ドン!5・4・3・2・1…(5秒以内でできそうなことをやらせて思い切りできたことを褒めてから話を終える)】




ここまでほんの5分ぐらいで終わる話。

ですが、三日坊主だけでなく、111日の継続や5秒ダッシュという言葉も聞き手に具体的なイメージとして与えることができます。

知っているのと知らないのとではその後の行動に大きく影響を与えます。




気になった方は、ぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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