2021年8月16日月曜日

とっておきの話220「自信てんびん」の裏話

Twitterに、とっておきの話220「自信てんびん」の原稿をアップしました。

とっておきの話220「自信てんびん」の原稿



自信てんびん


と聞いて、どんなことがテーマの話だと思いますか?



「自信のもち方」かな?

と思いますよね。

半分正解です。でも、それだけではありません。


自信てんびんには、3つのテーマが出てきます。


① 自由

② 信用

そして、

③ 自信


です。



実際にとっておきの話として実践する時も、

【どんな話か想像できますか?(少し間をおく)てんびんの絵をかいてみますね。】

と問いかけています。



いきなり本題に移るのも良いのですが、話題によっては

そもそもどんな話なのかを聞き手に想像させてみる

という時間を導入場面で設けるのも効果的な場合があります。



特に、とっておきの話を聞き慣れてきた聞き手なら、

今日私はどんな話をするでしょう?ヒントは○○です。

なんて言葉から話し始めても面白いと思います。

 



では、自信てんびんには何が乗るのかを見ていきましょう。




まず、片方には、自由が乗ります。

先生と子どもの場合を想定して、次のように自由の重さを説明しています。 


【「自由」は大きくなればなるほど、重くなって傾いていってしまいます。

例えば、「今から自由に教室で遊んで下さい」と先生が言います。

最初は席に着いて遊んでいたのが、席を立って遊ぶようになり、走って遊ぶようになり、物を投げて遊ぶようになり…と、自由を大きくすればするほど危険な状態になります。】



「自由」と聞くと、良いイメージがあります。

しかし、自由をどんどん重くしていくと、てんびんが偏ってしまいます。

自由ばかりではいけないのですね。

では、自由の反対側には何が必要なのか。


もう片方に、乗せないといけない物。それは・・・




「信用」です。

この人ならルールを守って動いてくれると相手に信用されているから、自由が与えられるのです。

相手がそこまでひどいことはしないだろうと信用しているから、自由を与えるのです。


「責任」と言い換えてもいいかもしれませんが、最後は「自信」につなげていきたいので、「信用」という言葉が良いでしょう。



最後に、次のように締めくくります。

【自由の「自」と信用の「信」のバランスがとれた時、人は自信がつきます。

もっと大きな信用のもと、もっと大きな自由が手に入ってくるからです。

だから、「自信てんびん」です。

あなたの自信てんびんは、今どっちに傾いていますか?】




以上のように、「自由」「信用」「自信」の3つのつながりを具体的にイメージすることができる「自信てんびん」という考え方、ぜひとっておきの話にしたいと思い、作らせていただきました。


自由って何だろう?

信用って何だろう?

自信って何だろう?


どれか1つでも引っかかる人がいるのなら、ぜひその人を聞き手にしてみてください。


気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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