2021年7月5日月曜日

とっておきの話181「マシュマロ実験」の裏話

Twitterに、とっておきの話181「マシュマロ実験」の原稿をアップしました。

とっておきの話181「マシュマロ実験」の原稿



個人的によく披露するとっておきの話でもあります。



こんな実験があります。


4歳の子どもをある部屋に一人でいさせます。

部屋の中にあるテーブルの上にはおいしそうなマシュマロがのった皿がおいてあります。


「今から君に1つマシュマロをあげよう。15分間、一人で待っていてね。その間、もし我慢できたらもう1つあげます。我慢できずに食べてしまったら2つ目はなしだよ」

と言って一人にさせます。




この実験で我慢できた子たちをA、我慢できずに勝手に食べてしまった子たちをBとします。


さて、その後この子どもたちはどうなったと思いますか?





10年後や15年後、試験の結果がBよりもAの子が良かったそうです。

 

 



マシュマロを我慢できた子は、他のいろんなことにも我慢できる人に成長したそうです。

一つの誘惑に勝てると、他の誘惑にも勝てる

ということです。


例えば、ゲームをだらだらとやってしまっていたら、違うこともだらだらとやるようになります。

宿題をさぼっていたら、またさぼるようになります。


「これぐらいいいだろう」と思ったことが、その後の自分の性格を作っていきます。

みなさんはマシュマロを我慢した人生と我慢できなかった人生、どちらがいいですか?





こんな話です。

マシュマロを我慢している子どもの表情がなんとも愛らしいですよね。

「我慢」を教えることも時には必要です。

誘惑に負けずにぶれない軸をもてる人に成長してほしいからです。



ただ我慢しなさいと言うよりも、今回のとっておきの話をきっかけに

あなたはどちら?

と考えさせると、その後の行動が変わってきます。



今回紹介した実験対象者は、4歳の子どもです。

4歳の我慢がその後の人生に大きく影響するなんて驚きですよね。

でも、それだけ小さいうちに我慢を覚えることは大切なのかもしれません。



気になった方はぜひ実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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