2021年7月16日金曜日

とっておきの話191「5%の本好き」の裏話

Twitterに、とっておきの話191「5%の本好き」の原稿をアップしました。

とっておきの話191「5%の本好き」の原稿



本は好きですか?


本好きの方なら、この方をご存知でしょうか?↓



日本では有名な小説家、村上春樹さんです。


村上春樹さんは、こんなことを言っています。


「本当に真剣に本を好きになる人間は、全人口の□パーセントくらいなものです。」


□にはどんな数字が入ると思いますか?







正解は、です。


5%というと、クラスに一人か二人くらいとなります。

どうでしょう?

意外と少ないと思った方が多いのではないでしょうか?



され、みなさんは、たった5%に入るほどの本好きですか?




 さらに村上さんは、こんなことを言っています。

そしてそういう人たちは、自分の読むべき本を、基本的に自分でみつけていきます。


読むべき本を、自分で見つける。


だれかに「これを読みなさい」と言われて読んでいるうちは、本当の本好きとは言えません。

逆に、だれにも言われなくても、自分でこの本を読んでみようかなと思って読む本を見つけていく人は、5%の中に入る本好きになっていくのです。


5%の本好き


学校には図書室がありますよね。

自分の足で図書室へ通っている人は、自分で自分の読むべき本を見つけようとしている証拠です。

そんな5%の本好きをみなさんも目指してくださいね。






こうした話でした。

学校では、本を積極的に読むように指導します。

しかし、子どもたちの読書する姿は、こちらの指示があったからの姿であって、実は積極的に読んでいないのかもしれません。

本当の本好きな子どもは、先生から言われなくても本を読もうとする子のことを言います。




自分は本好きな子どもが増える環境づくりをしているだろうか。

読め読めと言うだけで、自分から読もうとすることがいつまでもできない子どもに育ててしまっていないか。

そんなことを自問自答したくなる素材だなと思いました。



今回のとっておきの話をきっかけにして、

もっと積極的に、もっと主体的に、

本が読める子どもが増えてほしいです。




ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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