Twitterに、とっておきの話176「指さし点検」の原稿をアップしました。
みなさんは、電車に乗ったことはありますか?
考えたくはないですが、電車の脱線事故やトンネルが壊れる事故など、電車の事故が起きる可能性もあります。
でも、日本の鉄道は世界トップクラスの安全性と正確性があるそうです。
事故が起きずに安全に、正しい時刻で運転される電車。
なぜ、日本の鉄道は世界トップクラスになれたのでしょう?
その理由の一つは、日本の駅員さんの
指さし点検
だと言われています。
みなさんは、駅員さんがホームや電車、乗客の様子を指でさしながら一つ一つ点検している駅員さんの姿を見たことがありますか?
こうした丁寧な点検が、世界トップクラスの安全性や正確性を支えているのです。
この指さし点検の存在や意義を知ったきっかけは、次のポスターを駅のホームで見かけたからです。
このポスターに載っている指さし点検中の車掌さんの写真がステキでした。
真剣に使命を全うしている表情ですよね。
また、次の言葉もステキですが、今回は話に組み込んでいません。
【毎日確認していても、
何度も、何度も目で確かめる。
いつもの安心を守るために。】
この指差し点検は、ある種のポーズにも見えます。
このポーズを何かで使えないかなと思い、学校の子どもたちを聞き手とすると
忘れ物チェック
にいいのではないかと思いつきました。
最後、次のように締めくくっています。
【ただ見て点検するよりも丁寧に点検ができる指さし点検。
みなさんも、忘れ物がないか確認する時、ただ見て終わりではなく、指さし点検をやってみませんか?忘れ物が減るかもしれません。
世界トップクラスの方法で、学校トップクラスの忘れ物をしない学級にしませんか?】
実際にこの話をした後、担任していたクラスで忘れ物をする子が減りました。
気になった方はぜひ実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿