Twitterに、とっておきの話171「一行三昧」の原稿をアップしました。
三昧
何と読むでしょう?
“ざんまい”
と読みます。
みなさんはこの言葉、使ったことがありますでしょうか。
仕事三昧とか遊び三昧というように使いますよね。
今の時代の子どもたちには、あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。
聞き馴染みのない言葉に聞き馴染みのない言葉を重ねるのは本当は良くないのですが、
四字熟語のもつインパクトの力を信じて、次の言葉を提示します。
一行三昧
この言葉は、「三昧」の由来となった言葉です。
禅という仏教の言葉の中にこうした四字熟語が出てきます。
由来が禅の考え方から来ているというのが納得です。
読み方や意味は次の通りです。
一行三昧は、“いちぎょうざんまい”と読みます。
一つのことに心をこめて、全力をつくして、集中して取り組むという意味です。
だれでも気が散ってしまう時ってありますよね。
みなさんは、一つのことに心をこめて、全力をつくして、集中して取り組むことができていますか?
自分はよく気が散りやすい人間だと思う人は、この言葉を思い出してみてください。
今回のとっておきの話では、「三昧」をキーワードにして、
以下のように呼びかけて締めくくっています。
聞き手は学校に通う子どもたちを想定しています。
【例えば今、みなさんは「とっておきの話三昧」ですよね。
先生の話を聞くことに心をこめて、全力をつくして、集中していることが伝わってきてとても気持ちが良いです。
授業なら「授業を受けなきゃ」じゃなくて「授業三昧しよう」。
掃除なら掃除三昧、給食なら給食三昧。
どんなことにも三昧という言葉をつけて取り組んでみましょう。
目の前の一つのことに集中して取り組む「三昧」という姿勢を、これからも大切にしていきましょう。】
0 件のコメント:
コメントを投稿