Twitterに,とっておきの話151「自分で決める勇気」の原稿をアップしました。
今回のとっておきの話のテーマは
優柔不断
です。
このテーマに纏わる素材はいくつもありますが,今回はスティーブ・ジョブズさんの言葉にフォーカスを当てながら話を組み立てています。
そもそも優柔不断という言葉の意味を知らない子どもがいるので,まずは補足説明してから話を進めていきます。
【自分で決められずにいつまでも迷ってしまったり、周りの人にたよって自分では決めなかったりしている状態を言います。】
自分で決められない人って子どもだけでなく,大人でも多いですよね。
最近,担任しているクラスでこんなことがありました。
同じ班の子と相談して,発表の順番を決めてねと指示を出した時,
一人の女の子が僕の方に寄ってきてこんなことを言いました。
「私たちでは順番を決められないので,先生が決めてください。」
正直びっくりしましたが,自分で決められないというのは責任から逃れたい気持ちの裏返しなのかなと思いました。
だからこそ,今回の話はこんな風に言葉をつなげています。
【でも、自分で決めないということは、そのことに責任をもたないということでもあります。
他人に決めてもらっている人は、その他人に責任を押し付けているのと同じかもしれません。
あなたは優柔不断ですか?】
作成当時,iPhoneを開発したアップルという会社を立ち上げたスティーブ・ジョブズさんはまさに時の人でした。
スティーブ・ジョブズさんは世の中にいくつもの名言を残している人ですが,今回はこちらの名言を取り上げさせていただきました。
「他人の意見ではなく、自分の中の声に耳を傾ける。もっとも大切なのは、自分の心と直感にしたがう勇気を持つことだ」
子どもたちにキーワードとして話の内容を定着させてもらえるように,
自分で決める勇気
という言葉を最後に提示しています。
そして,こんな風に呼びかけて終えています。
【人任せではなく、自分で決める勇気をもつことが大切です。
自分で自分の道を選んできた人こそ、自分で自分の夢を叶えることができるのでしょう。】
では,どうしたら自分で決めることができるようになっていくのでしょう?
即断即決を自分でできるためのトレーニングを,昔観たテレビ番組でテニスの松岡修造さんが紹介していたのを思い出しました。
その方法とは,ファミレスに行って,注文するメニューを5秒以内に決めるというものでした。
いつ,どんな時も外食で注文する時は5秒以内で決める。
それをただひたすら繰り返すというものです。
すると,松岡修造さん曰く,試合中の瞬間的な判断も自分でできるようになるらしいです。
今回の「自分で決める勇気」とつながるトレーニングかどうかは分かりませんが,他人に頼らず即断即決できる人ってカッコいいですよね。
大人になっても鍛えていきたいです。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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