2021年5月17日月曜日

とっておきの話137「小さな幸せの花を集める」の裏話

 Twitterに,とっておきの話137「小さな幸せの花を集める」の原稿をアップしました。

とっておきの話137「小さな幸せの花を集める」の原稿



みなさんは,幸せに大きさがあるとしたらって考えたことはありますか?


もしあるのなら,大きい幸せと小さい幸せの違いは何でしょう。

大きいしあわせと聞いてみなさんが思い浮かべることは何ですか?

では、小さいしあわせと聞いて思い浮かべることは?


エッセイストの松浦弥太郎さんは、しあわせについて、こんなことを言っています。


しあわせは、たった一つの大きなことではなくて、ささやかで小さなことの集まり



どういう意味だと思いますか?


松浦さんは、こんなふうに続けています。


【しあわせを手に入れるとは、世界一美しい、伝説のバラの花を手に入れるような夢物語ではありません。

自分で育てた小さい花を、一つひとつ束ねていくことではないでしょうか。

無理して、大きな花束を手にするのではなく、毎日毎日、小さな花を愛おしんでいく。

それに感謝する。

それがしあわせだと僕は思っているのです。】




    

幸せというと、人は大きな幸せに目を向けがちです。

でも、本当の幸せというのは、小さな幸せの集まりなのかもしれません。

小さな幸せに目を向けて生活をしていると、やがて大きな幸せを感じる時が来るかもしれませんね。



今回のとっておきの話のテーマは「幸せの大きさ」でした。

幸せと聞くと,ある日突然大きな幸せがやってくるようなイメージをもつ方がいらっしゃいますが,毎日少しずつ小さな幸せを束ねていくという松浦弥太郎さんの考え方に僕は共感します。

一輪の大輪の花よりも,小さくてもたくさんの花が束になった花束の方が嬉しいです。



気になった方はぜひ,実践してみてください。

ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。


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