2021年5月15日土曜日

とっておきの話135「一番尊い仕事は,家事」の裏話

Twitterに,とっておきの話135「一番尊い仕事は,家事」の原稿をアップしました。

とっておきの話135「一番尊い仕事は,家事」の原稿



みなさんには、将来の夢がありますか?


そんな風に質問すると,子どもがよく思い浮かべる仕事は何でしょう?


今時,ユーチューバーになりたいという子もいるでしょうけど,次の仕事につきたいという子どもはいないでしょう。


家事



えっ!?家事は仕事ではないでしょう。

と思ったそこのあなた。


こんな言葉があるのです。


一番尊い仕事は,家事。


家事とやることと言えば,洗濯や皿洗い、掃除、料理などですね。

鎌倉時代に仏教の一つである曹洞宗を開いた道元というお坊さんは、修行として家事を大切にしたそうです。



さて,家事をしないとどうなりますか?(少し間をおく)


暮らしていけませんよね。

家事は、暮らしていくために欠かせない仕事なのです。


家事は暮らしの基本

です。


欠かせない仕事であるにも関わらず,給料は0です。

なので,仕事として意識している人はほとんどいないでしょう。


でも,仕事として家事を捉えた時,その尊さを実感できるものです。



さて,学校の子どもたちにとって,家事はおうちの人がするものと思い込んでいる子は多いと思います。

しかし,子どもたちは学校で,家事の練習をしているのです。


それが,給食当番・掃除当番です。




だから,こんな風に伝えることができます。


【みなさんは、一番尊い仕事の練習をしているのですよ。

将来より良い暮らしができるための練習です。

それを抜きに考えていては、将来の夢も叶いません。

おうちでのお手伝いも、練習の一つですね。】




今回のとっておきの話は,勤労感謝の日にするとより効果的です。

仕事について考える時,「家事」についても視野を広げてほしいものです。


ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。

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