Twitterに,とっておきの話133「四葉のクローバーだって」の原稿をアップしました。
言われてみればそうだよね!
こうした感覚は大切にしたいです。
今回の話のように,四葉のクローバーのエピソードはまさに「言われてみればそうだよね!」という気持ちに僕自身がなりました。
素材元は,これまた松浦弥太郎さんの本からです。
四葉のクローバーは,もともと四葉になる種類だった訳ではありません。
普通は以下の写真のように,三つ葉なのです↓
みんな三つ葉の中,ふと見つかるのが四葉のクローバーなのです。
見つけた人は幸せになれるという四葉のクローバーは,周りの葉とちがう存在なのです。
四葉のクローバーだって,周りの葉とちがうけど幸せを運ぶ葉と呼ばれている。
あなただって,周りの人とちがうけど幸せになれるはず。
そんなメッセージがこの話を通して伝わると良いですね。
以前,金子みすゞさんの「みんなちがって みんないい」を素材にしたとっておきの話を紹介しました。
今回の四葉のクローバーは,子どもからするとより身近な存在からこうした考え方がイメージできるのではないかと思います。
原稿ではまず,こんなふうに始まります。
【自分だけこんな体型、自分だけこんな性格、自分だけこんな人間…
そんなことを思っている人はいませんか?
みんなとちがうことは恥ずかしくない!と言っても、実際そう思うのは難しいかもしれません。】
「みんなとちがう」ことを恥ずかしいと思う子は意外と多いものです。
自己肯定感が低い子,自信のない子は教師として見逃したくないです。
みんなとちがうことは何も恥ずかしいことではない。
あなたにはあなたの良さがあるのだよ。
みんなちがうからこそ,それがいいのだよ。
そんなメッセージを伝えたい時,四葉のクローバーのエピソードはイメージさせやすいですよね。
このように,伝えたい考え方があった場合,
具体的にイメージできるようなエピソード素材
が力を発揮します。
今回は四葉のクローバーの話でしたが,
「言われてみればそうだよね!」というエピソード素材は世の中に溢れています。
みなさんもぜひ,探してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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