Twitterに,とっておきの話132「ブレーキの達人」の原稿をアップしました。
F1ドライバーと言えば、ものすごいスピードでスポーツカーを乗りこなす人たちのことを言いますよね。
F1の世界では、一流のドライバーは○○の達人と呼ばれています。
□に入る言葉は何だと思いますか?
答えは、ブレーキです。
F1ドライバーと言うと、レースに勝つため、いかにスピードを上げるかが大切なように思いますが、実は、レースを走り切るためにスピードをコントロールすることの方が大切なのです。
スピードを自分でコントロールする力のある、アクセルではなく、ブレーキの達人が、F1の世界では一流と呼ばれるのです。
このエピソードをもとにして,松浦弥太郎さんは参考文献にした本の中で,心にもブレーキが必要な時があると考えました。
【暮らしや仕事でのトラブルのほとんどは、心のスピードを出しすぎた結果として起こるものだと言った人がいます。】
速ければいいというわけではありません。ブレーキをかけるというのは、
よく考えながら進む
ということです。
最後にこんなふうに呼びかけて原稿は終わっています↓
【時には心にブレーキをかけ、じっくり考えてから動いてみる。
そうやって自分にとってちょうどいいスピードをコントロールできる、心のブレーキの達人になってくださいね。】
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