Twitterに,とっておきの話117「責任は生き生きとしたもの」の原稿をアップしました。
みなさんは、「責任」と聞くとどんなイメージをもちますか?
なんだか重たいイメージだなという人がいると思います。
なぜそう思えてしまうのでしょう?
それはきっと、
「責任を果たせ」
「責任を取れ」
「責任感がない」
というように、失敗したら責められるという意味で重たく感じているのではないでしょうか。
特に学校の子どもたちの場合、学級委員や班長の仕事には、責任感が大きくて重そうなイメージをもつ子がいると思います。
でも、英語では「リスポンシビリティ」と言って、他人の訴えに応えることができるという意味が元々だそうです。
それは、「見棄てない」「手を差し伸べる」という意味でもあります。
こう思うと、責任は重たいものではなく、やりがいのある温かいもののように思えませんか。
哲学者マルティン・ブーバーは、こんなことを言っています。
「責任」は人と人とのいきいきとした関係の中で語られるべきだ と。
責任という言葉は、みなさんが思っているよりもずっと生き生きとした意味なのかもしれませんね。
どうでしょう。責任という言葉のイメージ、変わりましたか?
この話は,朝日新聞の『折々のことば』というコーナーで見つけました。
「責任」というとどうもマイナスイメージを思い浮かべる人がいます。
しかし,こうした話をすることで,やりがいのあるものだというプラスのイメージをもってもらいたいですね。
このように,日本語を英語に変換し,その語源を辿ると面白い解釈が見つかることもあります。
語源を辿る。他の単語でも試してみると面白い素材が埋まっているのかもしれませんね。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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