Twitterに,とっておきの話112「失敗を恐れない」の原稿をアップしました。
「失敗」をテーマにした名言はいくつかありますが,今回のとっておきの話では三人のプロフェッショナルの名言を組み合わせてお話にしています。
① 野村克也さんの失敗学
野球の世界では有名な,監督の野村克也さんは、こんなことを言っています。
「失敗と書いて成功と読む」。
失敗は成功のもとということわざがあります。
失敗は全て成功につながっているので、
失敗という字は成功と読んでしまおうという考え方です。
② 古澤明さんの失敗学
将来はノーベル賞を受賞するだろうと呼ばれているほど、世界では有名な科学者の一人、古澤明さん。
この人は、こんなことを言っています。
「失敗を楽しめ」。
科学の世界では、何百、何千回と実験を繰り返します。
古澤さんが言うには、そのうちの99%は失敗だそうです。
失敗したとしても、それを楽しめばいい。
そういう人が、大きな成功をつかむのだそうです。
③ 松浦弥太郎さんの失敗学
ところでみなさんは、成功の反対が失敗だと思っていませんか?
でも、雑誌の編集者という仕事をしている松浦弥太郎さんは、こんなことを言っています。
「成功の反対は、失敗ではなく「何もしない」こと。」
失敗を恐れて何もしない人に、成功はやってきません。
以上,3人の失敗学(=失敗に対する考え方)を紹介しています。
どの考え方も,「そんな考え方もあるのか!」という驚きをもって聞けるものです。
「失敗」と聞くと,マイナスイメージの強い言葉のように感じられます。
しかし,野村さんは「成功」というプラスイメージにつなげています。
古澤さんは悲観するよりもむしろ「楽しめ」とポジティブに失敗を捉えようとしています。
松浦さんは,失敗を恐れて「何もしないこと」こそが成功から遠ざかると指摘し,背中を押してくれています。
今回のとっておきの話を聞いて,少しでも聞き手の失敗に対する考え方が良い方向に変わると嬉しいです。
気になった方はぜひ,実践してみてください。
ここまで読んでいただいた方々,ありがとうございました。
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